スマートフォン、世界で49%増=今年の出荷台数−米社が予測
米調査会社IDCは29日、2011年の世界のスマートフォン(多機能携帯電話)出荷台数が
前年比49.2%増の約4億5270万台に達するとの最新予測を発表した。
7割強増えた昨年の伸びには届かないが、使い勝手や価格競争力が向上した新製品に、
従来型携帯電話から乗り換える消費者が着実に増えるとみられる。
画面でゲームや実用ソフトなどを操作する上で利用者の関心が高い基本ソフト(OS)別で
見ると、米ネット検索最大手グーグル製の「アンドロイド」が、日本を含む主力メーカーの
搭載機種拡大を追い風にシェア39.5%と、初の首位に立つ見通し。
携帯電話機世界最大手フィンランド・ノキア主導の英「シンビアン」は20.9%で、首位から
2位に陥落。3位は、最新の「iPhone(アイフォーン)4」が好調な米アップル製「iOS(アイ
オーエス)」(シェア15.7%)。これに0.8ポイント差で加リサーチ・イン・モーションの
「ブラックベリー」OSが続く見通し。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2011033000099