一番電気を消費している「東京23区」だけ、計画停電がない理由を考えるスレ

東京電力に対し、足立区と荒川区の両区長名で「計画停電に関わる緊急要請」を２２日に提出した。
その回答が２９日にあり、「大変なご不便とご迷惑をおかけし深くお詫びする」としながらも
「引き続き計画停電にご協力いただきたい」と予定されている４月後半までは
現在の計画停電対象地区の変更はしない考えを示した。

　対象地区については、当初２３区外にある変電所から送電している地域として
２３区中８区が対象となった。しかし、計画停電を１４日に導入後、
首都圏の鉄道等が大きく混乱したことと、国からの要請もあり、
鉄道事業者を計画停電対象から外した。そのため、最終的に足立区と荒川区が対象地区として残った。

　東京電力では、夏季の電力需要の増大により供給力不足が見込まれるため、
計画停電の再開を予想しているが、「技術的な課題もあり直ちに改善することは難しい状況にあるが、
お客さまの視点に立って公平性に配慮した計画停電の実施に向けた見直しを行っていく」とした。

　地震による甚大な被害状況を考えると停電は仕方ないところだが、計画停電対象地区の区民からは、
地域較差による不公平感があるといった声が上がっている。
また、停電時間によっては、飲食業や小売店などはやむなく臨時休業をしなければならず、
長引けば死活問題につながるといった不安が広がっている。
http://www.ayomi.co.jp/kusei/detail.php?eid=01988&kind=07