■愛媛産青ジソに「放射性物質」 福島産と判明
日本からシンガポールに輸入された愛媛県産青ジソから
微量の放射性物質が検出され、同政府が県産野菜と果物の輸入を
停止している問題で、県は29日、県産とされた検査サンプルに福島県産の
表示があったと発表した。
輸入停止措置を受け、在シンガポール日本大使館職員がサンプルを確認し判明。
28日に農林水産省から愛媛県に連絡があった。県によると、日本の輸出業者が
シンガポール政府に提出した輸入申告書には愛媛県産と記入されており、
同政府が誤認した可能性があるという。
現在、農水省が輸出業者に事実関係を確認中。県は同省を通じて輸入停止の
解除を要請する。中村時広知事は「人的ミスと分かり安堵(あんど)しているが、
早く停止措置を解除してほしい」と述べた。定期的に実施するとしていた青ジソなどの
検査は、当面見合わせる。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20110329/news20110329700.html