菅直人首相の元秘書で、地元・東京都武蔵野市の松本清治市議が、同市が計画停電から
除外されたことを自らの手柄とするビラを配っていた問題で、松本氏が責任を取って民主党を離党したことが分かった。
松本氏が28日に記者会見を行い、離党届が26日に受理され、市議選の公認も取り消されたことを明らかにした。
4月17日告示の市議選への対応については「自問自答している」と明言を避けた。
松本氏は、同市が計画停電の対象から外れたことを「要請が実現しました」と誇るビラ約800枚を配った。
計画停電では不公平感が広がっているだけに、インターネットで「利益誘導だ」などと批判を浴びた。
さらに、松本氏がウェブサイト上のプロフィルに、国学院久我山高校で「入学時甲子園出場」としていることについても、
「彼が入学する前の春の甲子園のこと。自分が出場したと有権者に誤解を与える表現だ」(同校野球部OB)と、
夕刊フジに怒りのコメントが寄せられるおまけも。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110329/plt1103291136000-n1.htm