任天堂、100億円以上を投じ「新本社」を建設へ
家庭用レジャー機器メーカー大手の任天堂(京都市南区、岩田聡社長)は、
京都市南区内で計画している新社屋の建設工事に、戸田建設の施工で12年1月に着工する。
分散する研究開発部門を集約し、
家庭用ゲーム機やゲームソフトの新たな研究開発拠点として整備するもので、
施設は建築面積約7500平方メートル、延べ床面積約5万平方メートルの規模を想定。
13年12月の完成を予定している。現在、日本設計で詳細設計を進めている。
建設地は、南区東九条松田町2の1。
敷地面積4万0582平方メートル。
同区上鳥羽鉾立町にある現本社の北側に位置し、十条通と油小路通の交差点南東角にあたる。
用途地域は工業地域(建ぺい率60%、容積率200〜300%)。
ゴルフ練習場「京都南ゴルフガーデン」の跡地で、08年末に約128億円で同社が取得した。
現在は更地となっている。
計画によると、新本社は免震構造で地下1階地上7階建て延べ約5万0500平方メートルの規模を想定。
地下1階〜地上6階に事務室を設けるほか、
1階にエントランスホールや応接・会議スペース、7階に食堂、バックヤード、大会議室などを配置。
手狭になった現本社の研究開発部門と、
旧本社(東山区)に分散する研究開発部門を集約し、効率化を図るという。
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201103220701001 任天堂、100億円投じ研究拠点−開発部門を集約
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220110330bfbc.html