ホリエモンも絶賛。電力不足解消のアイデア。西日本から周波数変換せずに関東へ送電すればよい
これいいアイディア!
http://twitter.com/takapon_jp/status/52961544316788736 周波数の違いを乗り超えて関東に電気を送るには
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110328/219174/?P=2 西日本から電力を送る仕組みをいそげ
そこで、第3の方法を提案したい。それは60Hzの電力をつくる西日本の6電力会社
(中部電力、関西電力、北陸電力、中国電力、四国電力、九州電力。いうまでもなく沖縄
電力は電力を融通できない)と、電源開発や日本原子力発電などの卸売電力会社(注4)
が結束しコンソーシアムを結成して、新しい電力会社を関東に作るという方法である。
注4:電源開発の最大出力は1639万KWで、その9割の発電所が西日本にある。
その稼働率は7割以下と推定される。日本原子力発電の最大出力は261万KW
この新電力会社は、発電所をすぐに建設する必要はない。単に、中部電力側から60Hz
の送電線を関東に向けて延長し、60Hzの電力を供給していくだけだ。送電線を伸ばす鉄
塔を新設する必要はなく、東京電力の高圧鉄塔をレンタルして、東京電力既設の50Hz送
電線と並列に相乗りさせる。
これならば、政府の許認可などの問題や資材調達が間に合えば、約1400万KW分の電
力供給体制を4カ月以内に用意することが可能になるのではないだろうか。顧客は、連続
運転が不可欠なハイテク工場や情報通信サーバー会社など。東京電力の事実上の独占体制
から脱したいと希望する企業が賛同するかもしれない。
それぞれの顧客が電気機器を60Hz化するのは、大型の施設を建設することと比較すれ
ば、ほとんどコストがかかることではない。直流駆動の電子機器をはじめ、最近ではほと
んどの電気機器は50Hz・60Hz両方に対応する。エレベーターや空調設備などに使われて
いる交流モーターのみが影響を受けるが、これらだけ東京電力の低圧電力(別契約のいわ
ゆる「動力」)を当面使用したままにしておけばよい。