前略
啓発を自粛 投票の啓発活動にも影響が出ている。川崎市は、「選挙を楽しまなイカ」という
キャッチフレーズを印刷した横断幕やポスターを用意していたが、使用を取りやめた。
ヘリコプターでの呼びかけや、市の選挙マスコットのイカの着ぐるみを使った啓発も自粛する。
県選管にも、この時期の統一選実施に反対する県民からの苦情が寄せられているといい、
担当者は「有権者の気持ちが選挙に向かうには時間がかかりそうだ」と懸念する。
被災地に入るボランティアの不在者投票についても、県選管は心配している。投票日に指定の
投票所に行けない有権者は、投票用紙を取り寄せて、滞在先自治体の選管などで
不在者投票ができる。しかし、役所機能がマヒしている被災地もあり、県選管の
担当者は「本当に投票できるのか見当もつかない」と困惑している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110326-OYT8T00911.htm