自殺のガンマニアを送検 ナイフ150本、実弾5千発など所持容疑
産経新聞 3月23日(水)12時29分配信
東京都町田市で昨年7月、警視庁が武器等製造法違反容疑で家宅捜索に入ろうとした民家で、男性会社員=当時(43)=が小銃自殺した事件で、警視庁組織犯罪対策5課は23日、
銃刀法(加重所持)と火薬類取締法違反の疑いで、男性を被疑者死亡のまま書類送検した。
同課の調べによると、男は昨年7月26日、捜査員が家宅捜索に訪れた際、旧日本軍で使用された99式小銃で自殺。敷地内の作業所などに、発射できるように改造した米国製小銃2丁のほか、
ダガーナイフなど約150本、小銃や散弾銃などの実弾約5千発を所持した疑いが持たれている。
同課は男がガンマニアだったとみており、銃や実弾を鑑定したところ、殺傷能力があると判明した。男が自殺した当日、警視庁や愛知、愛媛両県警などは、別の機関銃部品の密輸入事件に絡み、
愛媛県西条市消防本部の職員らを逮捕している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000536-san-soci