<一票の格差>最高裁が初の違憲状態認める
09年衆院選、1票の格差「違憲状態」…最高裁
2009年8月の衆院選を巡り、議員1人当たりの有権者数の格差(1票の格差)が最大2・30倍となった小選挙区の区割りは、
投票価値の平等を保障した憲法に反するとして、各地の有権者が選挙無効(やり直し)を求めた訴訟の上告審判決が
23日、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)であった。
大法廷は、各都道府県に1議席を配分した上で残りを人口比で割り振る「1人別枠方式」が格差を生む主因だとして、選挙を「違憲状態」と判断。
同方式の速やかな廃止を求める異例の言及を行った。
選挙無効の請求は棄却した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000639-yom-soci