<本の王子様>「To LOVEる ダークネス」が今年一番のヒット 「まどか☆マギカ」VS「とある魔術」
まんたんウェブ 3月9日(水)19時0分配信
マンガ、ライトノベルの専門店「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー・日吉雄さんが、売れ筋商品を毎週報告する「本の王子様」。
前週(2月27 日〜3月5日)は、「ジャンプSQ」で連載中のラブコメディー「To LOVEる−とらぶる−ダークネス」の1巻(集英社)がトップでした。
◇前週の動向
「To LOVEる−とらぶる−ダークネス」の1巻が予想通りすさまじい売れ行きで首位を獲得しました。たくさん仕入れていたのですが、わずか2日で完売。
「ONE PIECE」の4倍という圧倒的な強さで今年一番の売れ行きをみせました。2位は前回首位だった「とある科学の超電磁砲」6巻。
前巻よりも売り上げを伸ばしており、マンガ版も人気作の仲間入りをしたといえそう。
アニメ化もされた「みなみけ」8巻は3位。ドラマCD付きの限定版も同時発売されており、若干売り上げを分け合ったか。
テレビアニメが放送中の「フリージング」10巻は6位と躍進。当初はランキング10位前後という成績だっただけに、アニメ化の効果が顕著に反映されていますね。特に店舗での伸びが目立ちます。
◇今週の動向
注目作が目白押しで売り上げも期待できそう。まず筆頭に挙げられるのがアニメが大反響の「魔法少女まどか☆マギカ」2巻。
前巻も初回入荷分はまたたく間に完売。すぐに増刷がかかるなど大ブレークしただけに期待できそう。
ただ12日の発売のため、集計期間が実質1日しかない点、前巻の時は当店はヒットを予想して多目に仕入れたため、他店に比べて有利だったのですが、
大ブレーク後の今回は多目に仕入れる店舗も増えており当店のアドバンテージが薄くなっている点が不安要素です。
これらの要素もふまえて、今回トップの可能性が高いのは人気ライトノベルの新作「新約 とある魔術の禁書目録」の方かもしれません。
(略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110309-00000021-mantan-ent