上勝町のNPO法人「郷の元気」は、4月から来年2月にかけて同町正木地区の棚田での酒米作りを体験する参加者を募集している。
美しい景観を持つ棚田だが、同町は過疎と高齢化が進み、米作りを担う後継者が育っていない。参加者に農業体験を楽しんでもらうことで棚田の保全を目指し
、地域経済にも貢献しようという試みだ。
プロジェクトの名称は「かみかつ酒つくり隊」。募集するのは50組で、個人でもグループでも可。
参加者は同隊の隊員として、田植え、草刈り、稲刈りといった作業の体験のほか、酒米の収穫祭や酒蔵を見学できる。参加料は1組3万円だが、
これを元に上勝町商工会が町内の商店で使える1万円分の商品券を発行し、参加者に還元される。
育てた酒米は、県内の酒蔵で一升瓶約500本分の日本酒に醸造され、参加者は3本ずつ受け取る。残った日本酒は町内の酒店などで販売する予定で
、売上金の5%は上勝町に寄付される。
「郷の元気」スタッフの小野英治さん(46)は「米作りやお酒を楽しんでもらいながら、環境について考えるきっかけにしてほしい」と話す。
申し込みは4月22日まで。問い合わせは「郷の元気」(0885・46・0676、メールinfo@satonogenki.net)。
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