水と食料やっと ボランティアが炊き出し 仙台・南材小
仙台市若林区の南材木町小では震災発生の11日夜から、地区の商店主や父母らのボランティアが
住民への炊き出しを行っている。
13日朝は午前6時ごろ、十数人のボランティアがみそ汁の準備を始めた。豆腐と油揚げ、がんもどきが
入った熱々のみそ汁をもらおうと、住民が長い列を作った。区が支給したバナナも配った。
停電が続く同校周辺はコンビニエンスストアも営業していない。食事の調達と寒さ対策が住民の悩み。
朝と夜に実施している炊き出しには毎回、1000〜1500人が並んでいる。
ボランティアの1人で洋装店経営鹿野成也さん(55)は「行政機関が懸命にやっているので、住民も自力で
頑張るしかない。二次災害が起こらないよう、電気が一刻も早く復旧してほしい」と話していた。
(若林雅人)
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110313t13051.htm