政府は13日午前、7回目の緊急災害対策本部の会合を開き、この中で菅総理は福島第一原発への対応について、
陣頭指揮で安全確保に尽くす考えを明らかにしました。
「全機関が力を尽くして、この新たな状況に対して住民の安全を最大に考えて対応を努めて頂きたい。私自身も特に陣頭指揮をとって」(菅首相)
菅総理は会合でこのように述べ、福島第一原発の安全確保に政府として全力をあげる考えを示しました。
「圧力容器の安全弁が開いたのが9時5分。9時20分に格納容器のいわゆるベントを開始。その結果として原子炉格納容器の冷却が
開始されていると思われる」(枝野幸男 官房長官)
また、枝野官房長官はこのように述べ、注水機能が停止した3号機について冷却作業が順調に進んでいることを明らかにしました。
また一時的に周辺で1204.2マイクロシーベルトの放射線量が観測されたことも明らかにしましたが、
「一時的なもので、人体への影響はない」と説明しています。(13日12:11)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4672377.html