死者・不明2000人超に 避難者は24万人超す
東日本巨大地震の発生から3日目を迎えた13日、明らかになる被害の実態は深刻さを増している。
警察庁が確認した死者と行方不明者は計1400人を超えた。
各県などによると、宮城県東松島市で200人以上、岩手県陸前高田市でも多数の遺体が見つかっており、
死者・不明者は2000人を超える見通し。警察庁によると、避難者は24万人を超えた。
警察庁によると、13日午前10時現在、12都道県で地震や津波による死者763人、行方不明者639人。
県別の死者は岩手266人、宮城244人、福島206人など。
これとは別に、警察庁によると、宮城県東松島市で200人以上の遺体が発見された。
同県によると12日夜の段階で、女川原発の施設や石巻市の小学校などで約4400人が孤立している。
南三陸町では人口の半数以上に当たる約9500人の行方が分からないままになっている。
岩手県によると、岩手県陸前高田市でも同日、がれきの下から多数の遺体が見つかった。
同市では人口約2万3000人の市街地の大半が流され、約5000世帯が水没したとみられ、
被害者は大幅に増える可能性がある。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E3E1E2E2998DE3E1E2E1E0E2E3E3958AE6E2E2E2