【地震関連】ビル大きく揺れた/仙台でタダノ東北支店長
震度6弱の揺れに見舞われた仙台市にあるタダノ(香川県高松市)の東北支店の井上一彦支店長(55)が12日、
電話が通じにくい中、メールで四国新聞の取材に応じ、「強烈な横揺れで立っていられないほどだった」と地震発生当時の様子を生々しく語った。
井上さんはビル2階にある支店で会議中に地震に遭遇。突然の強烈な横揺れに8人の部下とともに急いで屋外に飛び出したという。
しかし、立っていられないほどの揺れが続く。その場に座りこみ、揺れが収まるのをじっと待つしかなかった。「支店のビルが目の前で大きく揺れ、怖かった」とした。
家族を連れた社員を含め16人が支店に集まり、ラジオなどで情報を得ながら肩を寄せ合って一夜を過ごした。
地震翌日の12日も支店にとどまっているが、地震直後からの停電に加え、この日の朝からは水道も止まった。「電気と水がない生活は本当に困る」と実感を込めた。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110313000116