地下鉄2号線の５駅で停電、ホームが一瞬真っ暗に

上海地下鉄2号線の５駅で停電、ホームが一瞬真っ暗に 〔2011年03月11日掲載〕

　時代報によると、昨日10日の午後1時８分頃、淮海西路と華山路の交差点付近の地下電気ケーブル設備で火災が発生し、この影響で上海地下鉄2号線の陸家嘴から静安寺間の5駅で停電が起き、ホームが一瞬真っ暗になる事態が発生したと伝えている。
　真っ暗になった瞬間、構内にいた利用客からは大きな驚嘆の声が上がったものの、約20秒後に緊急電源による照明がついたため、利用客は比較的冷静だったと現場にいた人は話している。
　この緊急照明によって一部の乗客は駅係員の誘導で駅構内から脱出したが、列車内にいた乗客は脱出することができず、結局20分後に電気供給が再開されるまで車内に閉じ込められる状況になった。
　また2号線への各乗換え駅などでは、ホームへの入場制限を行なうなどの措置をとったため大きな混乱は無かった模様だが、再開を待つ人が大勢滞留する姿が見られたという。
　さらにこの停電は周辺の一部のオフィスビルにも影響があった模様で、南京路の中信泰富広場ではエレベーターが階の途中で止まり、エレベーターに人が10分間ほど閉じ込められる事故が発生したと伝わっている。
　都市で停電が起きるとやはり大変ですね。

http://www2.explore.ne.jp/news/articles/16272.html?r=sh