【街おこし】「もしドラ」ツアー、日野市を救うか ゆかりの場所訪問

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1名無しさん@涙目です。(catv?)

 昨年最も売れたビジネス小説「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)の舞台である日野市が「もしドラ」にあやかった街おこしに取り組む。
ベストセラーのアニメ化や映画化に合わせ、ゆかりがある場所のツアーを開き、日野の魅力をアピールする。

 「もしドラ」は、主人公の都立程久保高校野球部マネジャー・川島みなみが、経営学の神様とされるピーター・ドラッカーの「マネジメント」で学んだ目標管理や役割分担をチームで実践し、甲子園をめざす物語。
著者の岩崎夏海さんは日野市出身で、市内の複数の場所が物語の舞台のモデルになっている。

 「もしドラ」はNHKが3月からアニメを放送。
AKB48の前田敦子さん主演の実写版映画が6月に公開される。
日野市は、アニメの風景にイメージされた多摩川や高幡不動尊など、ゆかりの場所へのツアーや講演会を開く予定。

 有志の職員4人でプロジェクトチームを結成。
ドラッカーの理論を生かしながら、不況下の自治体のあり方についての改善策も打ち出したい考えだ。
チームの一員、高齢福祉課の鈴木宏征さん(37)は「市役所という組織で根強い『前例』を見直し、職員それぞれの強みを生かすきっかけにしたい」と話している。


asahi.com(2011年3月6日13時19分)
http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY201102250773.html