【高校バスケ】終了間際にシュート決めてチーム優勝!が、その英雄は試合終了直後に死亡
(CNN) ミシガン州のフェンビルで3日夜、高校のバスケットボールチームの選手が試合終了直後に死亡する事件があった。
同選手は試合終了間際にレイアップシュートを決め、それまで無敗のチームを見事、全勝優勝に導いた。試合が終了すると、チームメイトらが同選手を肩車したり、観衆が駆け寄り、抱きしめたりもしていた。
しかしその後、同選手は青ざめた表情でコートに横たわり動かなくなった。家族やコーチが駆け寄ったが、その時には呼吸は止まり、心臓もすでに停止していた。
すぐに近くの病院に運ばれ、医師らが蘇生を試みたが、深夜10時40分に死亡が確認された。
4日の検視解剖の結果、死因は心臓肥大による心不全と断定された。同選手の死亡のニュースが伝わると、ミシガン湖畔の小さな街は悲しみに包まれた。
同選手は人当たりが良く、笑顔とユーモアのセンスで人気者だったという。
運動能力も高く、バスケットボールで通算1000得点を記録したほか、高校のアメリカンフットボールチームでもクォーターバックを務めていた。
同選手の家族は、彼が中学生の時にフェンビルに越してきたという。母親は音楽の教師で、劇団の団長も務めていた。3日の夜は公演の予定をキャンセルし、息子の試合を観戦しにきていた。
http://www.cnn.co.jp/usa/30002023.html