ジンバブエの精鋭部隊がリビアに到着 過去2万人虐殺するなど精強な模様
ジンバブエの軍人らがリビア最高指導者のカダフィ大佐を支援するためリビアに投入されたと
英サンデータイムズが27日に報道した。同紙は内部情報報告書を通じ事実を知ったという
英国政府官僚の話として、「ジンバブエ第5旅団と特攻連隊、一部空軍操縦士が22日明け方に
チャーター機を通じてジンバブエの首都ハラレからリビアに移動した。現役軍人とOBら数百人で
構成された彼らはトリポリに到着し、コートジボアール、チャド、モーリタニア出身の
アフリカ傭兵軍団に合流した」と明らかにした。
ジンバブエ第5旅団は1981年8月に北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席が送った
北朝鮮軍事顧問団により創設されたジンバブエのムガベ大統領の親衛部隊だ。
サンデータイムズは北朝鮮製武器を使い北朝鮮式軍事訓練を受けた人たちが
80年代初めに2万人が死亡したジンバブエのマタベレランド大虐殺事件の際に
反乱軍を鎮圧し悪名を駆せたと報道した。
英政府官僚は、「ジンバブエのリビア派兵はカダフィとムガベ、そしてジンバブエの軍参謀総長であり
ムガベの忠臣のコンスタンチン・チウェンガの間の秘密協約によりなされた」と話した。この官僚は、
「カダフィとムガベは親しい仲だ。ジンバブエはカダフィが(市民軍によって政権を奪われる場合)
選択できる唯一の国」と付け加えた。
カダフィは数年前に数百万ドル相当の原油を供給しジンバブエ経済が完全崩壊するのを防いだと
この官僚は伝えた。現在カダフィの三男のサディ・カダフィはジンバブエ政府所有のマランゲ鉱山の
ダイヤモンド採堀権を持っている。
ムガベ大統領は80年に政権を取った後、3万人に達する少数民族を虐殺するなど暴圧的な独裁をしてきた。
執権初期から公開的に金日成をモデルに選ぶなど北朝鮮と親密な関係を維持している。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137801&servcode=A00§code=A00