http://www.shinmai.co.jp/news/20110227/KT110226SJI090001000022.htm 長野電鉄の新型特急「スノーモンキー」運行開始
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT110226SJI0900010000221.jpg 湯田中駅に到着した新型特急「スノーモンキー」。ホームは鉄道ファンらでにぎわった
長野電鉄(長野市)は26日、新型特急「スノーモンキー」の運行を長野−湯田中間で始めた。下高井郡山ノ内町の
湯田中駅ではセレモニーが開かれ、地元観光関係者らが満員の乗客に温泉まんじゅうや猿をあしらったあめを
プレゼントして歓迎した。
セレモニーで同社の笠原甲一社長は「湯田中地区や町の繁栄につながればうれしい」とあいさつ。須坂駅を出発した
列車が午前9時51分にホームに到着すると、待ち構えていた鉄道ファンがカメラのシャッターを盛んに切った。
湯田中渋温泉のおかみたちが、降りてきた乗客に「いらっしゃいませ」と声を掛け、笑顔で迎えた。
鉄道ファン歴20年以上で、一番列車に乗るために来たという東京都品川区の会社員佐々木祥行さん(44)は
「乗り心地が抜群で、すごく気持ち良かった」。折り返しで長野に向かう列車も鉄道ファンらでほぼ満席となった。
新型特急は、JR東日本の特急「成田エクスプレス」の車両を購入し活用した。車両の側面には、地獄谷野猿公苑の
猿の写真をラッピングした。愛称は同町と同社が共同で募集して決めた。