3DSに専用機の“威信” 市場縮小・ソフト価格破壊に挑む

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1 おれんじーず(チベット自治区)

3DSに専用機の“威信” 市場縮小・ソフト価格破壊に挑む
2011.2.26 19:56 (1/2ページ)
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110226/ent11022619570016-p2.jpg
 任天堂が26日発売した携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」には、専用機としての“威信”が
かかっている。得意とする新しい価値の創造で、台頭するスマートフォン(高機能携帯電話)や
交流(SNS)ゲームを蹴散らすことができるのか。その成否は、同社の業績だけでなく、ゲーム
業界全体の行方も大きく左右しそうだ。
 「予想以上の反響。ゲーム市場が盛り上がることを期待している」。東京・池袋のヤマダ電機
LABI1の担当者は笑顔をみせた。
 3DSは全世界で1億4000万台超を販売した「ニンテンドーDS」の後継機。岩田聡社長は「3D
にすることで、利用者がゲーム空間を自由自在に動き回れるようになる」と自信満々。3月以降に
海外でも発売し、3月末までに全世界で400万台の販売を見込む。
 ただ、DSの発売からの6年で業界の競争環境は激変した。携帯電話を使ってネット上で遊ぶ
交流ゲームが勢力を拡大。画像が鮮明でゲーム機としても十分な性能を備えるスマートフォンも
普及し、「専用機の独占市場は崩壊した」(アナリスト)。
 交流ゲームは原則無料で、スマートフォン向けソフトも数百円。普及一巡で専用機の販売も低
迷し、ゲーム雑誌出版のエンターブレインによると、昨年の国内の家庭用ゲーム機市場は前年比
18・9%減と大幅に縮小した。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110226/ent11022619570016-n1.htm