30独身女のみなさんなぜ売れ残ったの?

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1 ピンキーモンキー(埼玉県)

先の【独身者の結婚意思の変化をグラフ化してみる】を皮切りに、【厚生労働省の出生動向基本調査】
における独身者(未婚者)を対象とした各種調査項目を基に、結婚に関する考え方や、さらにはそれに
連なる少子化との関連性についてグラフ化を行い、世情動向の確認をしている。今回は調査レポート中
から、「未婚者が”結婚せずに独身生活を続けることの利点”と考えている事柄」についてチェックを入
れることにした。

用いる資料は【統計データの収録先】において最新のデータとされる【第13回出生動向基本調査結婚と
出産に関する全国調査 独身者調査の結果概要】。この調査では2005年6月1日時点で18歳以上50歳
未満の独身者を対象に、無作為抽出した1048か所から700地区を選定。その上で配票自計・密封回収
方式で行ったもので、有効回答数は2005年調査では1万2482人。そのうち有効回答数は8734人。男女
比は4002対3583。

年齢によって多少の差異はあれど、最新データでは9割前後の人が(タイミング・意思の強さの度合い
を別にすれば)結婚をしたいと考えている。

30代に入るとやや増加するが、結婚するつもりが無い人は1割にも満たない。ただし結婚願望を持って
いても多種多様な理由で先伸ばしにし、現状の独身生活を今しばらく続けたい人も多い(上記なら「い
ずれ結婚したいが、まだ結婚するつもり無し」が該当。ただし「理想的な相手がいれば結婚したい」は
多分に結婚という現実から逃れるための、自己逃避に近いものもある)。

それでは独身でいることのメリット・利点とは何だろうか。該当しうる選択肢を複数掲げ、最大で2つ
まで挙げてもらった結果が次のグラフ。男女とも「行動や生き方が自由」とする回答が最上位について
いる。記事タイトルでも使ったが「フリーダムがプライスレス」なわけだ。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0225&f=column_0225_004.shtml