依頼135です
【カイロ共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは、リビアの首都トリポリ西方ザウィヤで24日に起きた同国軍の反体制派に対する攻撃で、100人以上が死亡したとの目撃者の話を伝えた。
重火器で人々を狙ったとされ、騒乱がベンガジなど北東部から首都近郊に及ぶ中、カダフィ政権が危機感を強めている状況が浮き彫りになった。
国連安全保障理事会は同日、リビアへの制裁決議案採択に向け、協議を本格化させることで一致した。
ザウィヤはトリポリの西約50キロに位置し、軍は24日朝、反体制派が立てこもるモスク(イスラム教礼拝所)を攻撃、地元メディアは少なくとも10人が死亡したと報じた。
目撃者の話によると、数十台の車両に分乗した兵士らが現れ、人々を狙って発砲した。
銃撃は5時間にわたり、病院に搬送された負傷者は約400人に上ったという。
騒乱が激しさを増す中、トリポリ国際空港への乗り入れを中止する航空会社が相次いでいる。ドイツのルフトハンザ航空や英ブリティッシュ・エアウェイズ、オーストリア航空などは乗客の安全が確保できないなどとして、一斉に運航を見合わせた。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011022501000233.html