工都川崎の技術力PR 匠の技 親子で体験
工都川崎の技術力をPRする「てくのまつり」が20日、川崎市高津区の市生活文化会館(通称・てくのかわさき)
で開かれ、多くの家族連れでにぎわった。
今年で五回目のイベントには、各分野で優れた技術・技能があるとして市から「かわさきマイスター」に認定された
人たちが参加。
さまざまなブースがある中、匠(たくみ)の技を見ながら、実際に体験できるコーナーに子どもたちの興味が集中した。
市左官業組合連合会のブースでは、しっくいで扉などを磨き上げる特殊な技法を応用した「光るどろだんご」作り
を実演。
粘土質の土で作った泥団子に、表面に色土を塗って陶製のおちょこの内側などで約四十分間、丹念に磨くと、
ボウリング球のように光沢がある泥団子が完成する。
子どもと一緒に泥団子を作った高津区の会社員植木毅さん(39)は「無心になれて楽しいですよ」と話していた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20110221/CK2011022102000049.html