「Stylebot」は、Webサイトを好みの表示へカスタマイズできる「Google Chrome」用の
拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の
「Google Chrome」v9.0.597.98で動作を確認した。ライブラリサイト“Google Chrome
拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。
本拡張機能を利用すれば、ユーザー定義のCSSを適用することで、任意のWebサイトを
自分好みのスタイルへカスタマイズ可能。たとえば、フォントが非常に小さかったり、
配色の関係で非常に読みづらいWebページで利用すれば効果的だ。また、Webページのロゴ
を差し替えて楽しんだり、余計な部分を削除してシンプルな見栄えにすることもできる。
ユーザー定義のCSSを有効にするには、まず本拡張機能をインストールすると
アドレスバー右側に現れる“CSS”と書かれたアイコンをクリックしよう。すると専用の
サイドバーが現れ、要素(HTMLタグ)単位でスタイルを追加可能になる。追加した
スタイルはドメイン単位で記憶され、閲覧時に自動で適用される仕組み。
スタイルをカスタマイズするには、まずサイドバー左上にあるカーソルボタンを押し、
Webページ上のカスタマイズしたい部分を選択し、次にその部分に対応する要素へ追加
適用したいスタイルをサイドバーで指定する。要素への追加スタイルを再編集したい場合
は、サイドバー上部のプルダウンメニューから、当該要素を選択すればよい。
サイドバーの画面は、各種項目の値をGUIで編集できる“Basic”モードと、
スタイルシートを直接記述する“Advanced”モードの2つを切り替え可能。標準状態では
“Basic”モードになっており、CSSの知識に自信がない人でも簡単に利用できる。逆に
CSSの編集に慣れた人ならば、“Advanced”モードのほうが手っ取り早くCSSを記述できる
だろう。追加したスタイルはリアルタイムでWebページへ反映されるので、見栄えを確認
しながらスタイルを編集できるのがうれしい。
http://www.geocities.jp/news_unyo_tool/format.html