駅の無い綾瀬で自分を磨く

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1 コロドラゴン(catv?)

子どもたちがフラワーアレンジメントに興じる同じ部屋で、お母さんたちは自己啓発の
新手法としても注目されているコーチングを体験―。こんなユニークな講座が横須賀、
綾瀬両市内で開かれている。親子が付かず離れずの距離にいながら別々の「自分磨き」に
励む、新たな「学びの場」だ。

 京急線逸見駅近くの横須賀市生涯学習センター「まなびかん」。その一室で1月末に
開かれた「親子の花育&コーチング講座」では、同じ部屋の左右のスペースで、まったく
趣の異なる「取り組み」が同時進行する。

 部屋の左側。作業がしやすいよう長椅子が並べられたスペースで行われたのは、綾瀬市
在住の花育士・川口文子さん(45)が担当する、子ども向けの花育講座だ。

 この日は、幼稚園児から小学3年までの6人が参加。傍らにはフリージアや
カーネーションなどの生花が花色ごとに容器に入れられ、子どもたちは「花畑から自由に
花を摘むようなイメージ」(川口さん)で、スポンジ状の器に思い思いの“作品”を生け
た。

 一方、部屋の右側に円形に並べられた机では、子どもたちのお母さん3人が、横須賀市
在住で生涯学習開発財団認定コーチの高橋和子さん(45)と向き合い、「自分が価値を
置くもの」をテーマにそれぞれの考えを述べ合った。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102180015/