大型掲示板・2ちゃんねるのゲーム関連板で毎年、開催される『クソゲー・オブ・ザ・イヤー』。
同イベントではその年に発売した家庭用ゲームソフトを対象にユーザーが消化不良を起こして
しまうような1本を決めるというもの。ファミコン時代とは違い理不尽なシステムや難易度を
擁するゲームソフトは減少傾向にあるようだが、それでもすべてが良作とはいかず、名作、
良作と謳われるゲームソフトの陰を担う存在として必要悪なのかもしれない。
2011年2月。クソゲー・オブ・ザ・イヤー2010の大賞がついに決定した。気になるタイトルは
2010年1月28日に日本一ソフトウェアより、発売したPS3用ソフト『ラストリベリオン』に
決まったようである。同ソフトは昨年2月の時点で早々に同イベントにノミネートされて
いたソフトである。
主な選考理由は以前から指摘されていた些細なマイナス要素の数々。
ラストリベリオンはamazon.co.jpにて『オーソドックスRPG』に属するジャンルで重厚な
ストーリーが楽しめそうと期待したユーザーも多かったようだが、以下の点がマイナス
ポイントとして査定されたようである。
■マイナスポイント
・敵の弱点を突くというシステムが破綻している
これは弱点を見つける方法が総当りか勘に頼るという術しか用意されておらず、普通に攻撃を
仕掛けた方が楽に倒せるため、せっかくのシステムを活かしきれてない。
・ロード時間の長さ
ゲーム全般に言えることだが、あまりにも長いロード時間はプレイヤーに敬遠されることも。
同ゲームもWebサイト『クソゲーオブザイヤーWiki』の記述によれば最大で30秒前後のロード
もあるとか。
>>2に続く