橋下知事が障害者体験「今後に反映させたい」
大阪府の橋下徹知事は18日、車いすに乗ったりすることで障害者への理解を深める「キャップハンディ体験」をした。
キャップハンディとは、立場を替えて障害者体験をするという意味で「ハンディキャップ」の前後を
入れ替えた造語。車いすを使っている府の女性職員が「一歩を踏み出したくても難しい人がいることを
知ってほしい」と知事にメールしたことをきっかけに実現した。
知事は府庁前から車いすに乗り、リフトを2度使って正面玄関内へ。さらにエレベーターで3階に上がり、
知事室へ入った。その後、メールした女性職員が乗る車いすを押した。
また、アイマスクを着用し、盲導犬の誘導で府庁内を歩行。
立場を替え、全盲の職員の手を取り、歩いたりもした。
橋下知事は「こういった経験がなく(福祉政策の)判断をしてきたことを反省する。遅いかもしれないが、
今後に反映させたい」と話した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20110218-OHT1T00236.htm