自民福岡県連、知事選候補擁立を撤回
読売新聞 2月17日(木)13時35分配信
4月投開票の福岡県知事選を巡り、自民党県連会長の武田良太衆院議員は17日、
推薦候補に内定していた党県議団会長・蔵内勇夫氏(57)と福岡市内で会談し、擁立撤回の意向を伝えた。
党内の分裂を回避するとして、麻生太郎元首相らが推す元内閣広報官・小川洋氏(61)を支援する方針。
小川氏は民主、公明両党などの支持も受け、相乗り候補となる。
武田会長は会談で「分裂を回避し統一地方選に勝利するため、万全の態勢にしたい」と理解を求めたという。
会談後、武田会長は記者団に「県民の幅広い合意が得られる態勢を築かなければならない。
蔵内氏にも理解を示してもらった」と語った。自民党県連は20日に総務会を開き、小川氏の支援を軸に対応を協議する。
蔵内氏は「会長の党を思う気持ちは党人として理解できる」とする一方、
旧通産省出身の小川氏を念頭に「官僚を天下りさせることは断固、許せない」とも述べた。
党の推薦がなくても知事選に出馬するかどうかについては明言を避けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110217-00000560-yom-pol