電子書籍の新レーベル創設 伊集院、陽水さんが新作
電子書籍の新レーベル「デジタルブックファクトリー」の創設会見が17日、
作家の伊集院静さんらが出席して、東京都内で開かれた。
新レーベルは、伊集院さんの呼び掛けをきっかけに、東京のコンテンツ制作会社が創設。
文学や音楽、映像などの著名作家の表現を融合した作品を、年間10点以上配信する予定という。
第1弾は伊集院さんの自伝的エッセー「なぎさホテル」で、
歌手の井上陽水さんの曲や写真家宮沢正明さんの写真も楽しめる。
印税の割合は計40〜55%で、通常の書籍の場合よりも高く設定。
作家や音楽家らが共同制作しやすい条件にしたという。
伊集院さんは「電子書籍でもうかっている作家は正直誰もいない。
でも一番初めに誰が作るかが大事」と意義を語った。
「なぎさホテル」は既にiPad(アイパッド)などに向けた配信を始めており、価格は千円。
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021701000695.html