横浜ドームを実現する会:再結成 /神奈川
横浜での多目的ドーム建設を目指す地元経済界主導の「横浜ドームを実現する会」の再結成総会が16日、
横浜市中区の産業貿易センターで開かれた。
地域経済の起爆剤の役割を期待することが建設実現の大きな理由だが、昨年のベイスターズ売却騒動で
球団移転の不安が広がり、「本拠地として新しい魅力をつくろう」との機運が盛り上がったことも再結成を
後押ししたという。
会世話人の神奈川産業振興センターの神谷光信会長は「6大都市(東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡)で
横浜だけドームがない」と訴える。
会には既に約150の企業・個人が賛同を表明した。今後さらに賛同企業を集めて議論を盛り上げ、「公共事業
ではなく民間の力を結集して作りたい」(世話人の坂倉徹・横浜商工会議所建設部会長)という。羽田空港の
国際化を生かした台湾や韓国などを含む野球のアジアリーグ開催やコンサート会場としての使用を想定しており、
今後、パネルディスカッションなどで意見を集約していくという。
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20110217ddlk14040300000c.html