【速報】積雪４メートル

魚沼でも大雪災派　２普連　小中学校など除雪

　命綱をつけて魚沼市入広瀬庁舎屋上に積もった雪を地上に落とす２普連の隊員。道路には除雪
車と陸自の救護車が見える（２月４日、魚沼市入広瀬地区で）
http://www.asagumo-news.com/news/201102/110210/photo/11021002.jpg

　日本海側の記録的な大雪で１月２７日、５年ぶりに豪雪対策本部を設置した新潟県では、魚沼
市で約４メートルの積雪を観測、人的被害も相次いだため、泉田県知事は２月２日、雪崩の発生
や集落の孤立、交通混乱の可能性があるとして陸自１２旅団（旅団長・堀口英利将補、相馬原）
に除雪支援の災害派遣を要請した。
　これを受けて高田駐屯地から２普連（連隊長・大橋秋則１佐）副連隊長の藏野隆洋２佐以下約
１２０人が出動、３日早朝から５日夕にかけて同市大白川新田地域、入広瀬小中学校、雪国会館、
大白川公営住宅、ＪＲ只見線柿ノ木駅周辺などで雪下ろしや雪崩防止のための雪堤づくりなどの
作業を行った。
　この間、１２旅団、５施群の連絡員が魚沼市役所で連絡調整に当たったほか、１２ヘリ隊のＯ
Ｈ６観測ヘリが上空から情報を収集。６日の撤収要請を受けて作業を終了、帰隊した。
　災派実績は人員延べ３６０人、車両同９０両。
　日本海側では１月３１日から２月１日にかけ、１４普連などが福井県武生市などで災派要請に
基づき除雪支援を行っている。

http://www.asagumo-news.com/news/201102/110210/11021002.html