耳を疑いました…西武線痴漢事件“指が動かないのに”控訴棄却
http://blog.iwajilow.com/?eid=729166 (抜粋)
無罪を確信していた僕は本当に耳を疑いました。
05年3月18日西武池袋線石神井駅で当時62歳だった小林さんが電車の中で
女性の下着に手を入れ指で膣内に指を入れたとして私人逮捕された。
裁判官は弁護側の主張をすべて退けました。
つまり顔も見てない、証言とは背の高さも一致しない、服の色も一致しない、
上着の種類も一致しないけれども、見間違いかもしれない、さらに右手の薬指は
動かないかもしれないけど中指は動きそうなので「犯人」なのです。
判決後法廷は騒然となりました。
「裁判長、質問です!」 口火を切ったのは息子さんでした。「なんで犯人が特定できないのに、犯人なんですか}
「退廷しなさい」
「カルテにはずーっと膠原病って7年前からなってるじゃないですか」という奥さんの声。「不当判決!」という抗議の声々。
「退廷しなさい」
「もう閉廷しているんだから何言ってもいいはずだ」という抗議。「退廷は強制ですか?」
「任意で退廷してください」と係官。
「もう命のない人間をどうするんですか」という奥さんに対して「退廷させなさい」という裁判長
「ちゃんと調べていただけたらよかったと思いますよ」という奥さんに対して「帰ってください」という係官。
「あなたがこの人を犯人と特定したんですよね」「最初の段階からずさんなんですよ」
「顔を確認してないのに犯人になるんですか」
「退廷してください」
「主人が死んじゃいます。これは人権問題です」と抗議する奥さん