___スレ立て依頼所___

このエントリーをはてなブックマークに追加
91 クウタン(愛知県)
大雪山系に計画書提出せず特攻するチャレンジャー。実に7割

北海道大雪山系の登山者の7割超が、ルートや緊急時の連絡先などを記入する登山計画書を提出していないことが
道の実態調査で分かった。同山系では09年7月にトムラウシ山でツアー登山客ら8人が死亡するなど遭難事故が
相次いでおり、道観光局は「危機意識が希薄。義務ではないが、万一に備え提出して」と警鐘を鳴らしている。【岸川弘明】

 調査はトムラウシ山での事故を受けて昨年7〜9月に、大雪山系の7登山口で実施。登山者881人が回答した。

 道内では、登山計画書の提出が義務付けられていないが、遭難時の救助活動に活用され、道や道警などが
警察署や登山口での提出を呼び掛けている。しかし、72.1%が「提出していない」と回答。家族や友人と一緒の
登山者、一人登山者では未提出がそれぞれ8割を超えた。社会人の山岳会・サークルでも27.5%、学生の
山岳部・サークルで16.7%が提出していなかった。

 登山時の装備品の準備不足も目立った。コンパスを持っていなかった登山者は約4割。緊急宿泊用のテントは
約7割に上り、非常時の連絡に有益な衛星携帯電話は97.7%が用意していなかった。
 ◇道警がネット受け付け開始

 一方、道警は2月からホームページ上でメールによる登山計画書の受け付けを開始した。計画書の提出を
促進するのが狙いで、山梨、長野両県警でも同様の取り組みをしている。道警によると、昨年道内であった
山岳遭難49件のうち、登山計画書が提出されたのはわずか7件だった。メールによる登山計画書は道警
ホームページの「安全登山情報」の中にある。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110213k0000e040003000c.html