マッドハウスが日本テレビ子会社へ

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1 ラビリー(千葉県)

日本テレビがアニメ制作のマッドハウスを子会社化

日本テレビ放送網は2011年2月8日、アニメ制作会社のマッドハウスを
第三社割当増資を引き受けて子会社化すると発表した。
日テレ側ではマッドハウスのアニメ制作力とブランド力を高く評価しており、
グループ内に取り込むことでビジネス展開の活性化が図れると説明している。

  マッドハウスは1972年に、虫プロダクションに
参加していたスタッフを中心としてスタートした老舗中堅アニメ制作会社。
「メトロポリス」、「バンパイアハンターD」などの劇場作品、
「カードキャプターさくら」「はじめの一歩」などのテレビシリーズに代表されるような、
多彩なアニメ作品を発表している。
また「獣兵衛忍風帖」「千年女優」などは、海外において高い評価を得ており、
マッドハウスの名前は海外においても広く認知されている。
さらにマッドハウスは、米国マーベル社の有するキャラクターを基にした
アニメ作品を制作する権利を与えられており、
「アイアンマン」「ウルバリン」などをアニメ化している。

  日本テレビでは元々マッドハウスの株式10.4%を所有する第2位の株主でもあり、
近年では、深夜テレビアニメ枠での共同製作、
また日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」をはじめとする数々の賞を獲得し、
興行的にも大ヒットした劇場アニメ「サマーウォーズ」を共同製作するなど緊密な関係にある。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0209&f=column_0209_002.shtml