小説は漱石、ドストエフスキー、バルザックだけ読んでれば十分。どれも一生かけて喰らいつく価値がある
1 :
バリンボリン(catv?):
今週の本棚:池澤夏樹・評 『東京大学で世界文学を学ぶ』=辻原登・著
◇近代小説の原理をめぐる演繹と帰納
東京大学で十回に亘(わた)って行われた講義の記録である。主題は、
近代小説の原理、だろうか。
現役の作家の講義だから抽象論ではなく、いくつもの小説を読みながら
具体的に進められる。「どう書くか」の前には「どう読むか」がある。
あるいは「どう読んだか」が。
スタート地点は二十年ほど前、著者辻原が四十歳にして十九世紀
ヨーロッパの小説を徹底的に読み直したことだ。彼はトルストイと
スタンダールとバルザックとデュマとディケンズとフローベールそれぞれの
個人全集を読んだ。
その結果わかったのは−−「作家にとって、現実とは十九世紀小説で、
それ以前の物語も二十世紀小説も文学なのだ」ということ。
(全文はソースで)
http://mainichi.jp/enta/book/news/20110206ddm015070006000c.html 依頼525
2 :
ばっしーくん(熊本県):2011/02/08(火) 21:06:56.97 ID:/OzzUyMh0
3 :
北海道米キャラクター(東京都):2011/02/08(火) 21:07:08.61 ID:5ekhVL2Y0
なにが一生かけて喰らい尽くすだよ、どんだけ狭いんだよ。
ほかのことしろよ。
4 :
ピーちゃん(チベット自治区):2011/02/08(火) 21:07:18.04 ID:nBn75G0Q0
文学少年だった時代、新潮文庫(の中古)にはお世話になった。
5 :
リッキー(東京都):2011/02/08(火) 21:07:57.71 ID:CczCNCYa0
バルザックってあんまり聞かないな
ロダンの作品で知ってるくらい
[編集]
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キ
ス
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カフカの面白さがやっと分かった25歳です
文学って10代で理解できんよね正直
8 :
やまじちゃん(チベット自治区):2011/02/08(火) 21:09:22.63 ID:UE0f3a440
ヘッセと谷崎も入れろカス
9 :
かえ☆たい(茨城県):2011/02/08(火) 21:10:00.63 ID:U76uMKGJ0
クロードシモン全部読めば十分
アンチラノベ歓喜の普通の小説スレが立ったか
11 :
マップチュ(長屋):2011/02/08(火) 21:10:22.18 ID:ULR5UZJM0
12 :
ごーまる(千葉県):2011/02/08(火) 21:11:41.84 ID:utKr58130
テラ人間喜劇wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
13 :
ほっくん(新潟・東北):2011/02/08(火) 21:13:01.48 ID:XDQL9hXzO
賢治と漱石があれば充分
14 :
じゃが子ちゃん(内モンゴル自治区):2011/02/08(火) 21:13:13.91 ID:v5I/LIfdO
コーヒーを死ぬほど飲んで立ったまま原稿を書いてボロボロになってたバルザックを見て、
バルザック家の召使は、作家になるのだけは絶対にいやだと思ったとの由。
15 :
トッポ(愛媛県):2011/02/08(火) 21:13:21.72 ID:aEd9pqQS0
ロリータだけ読んでいればいい
ちょっと他のものも読みたいなと思ったら、巴金や田村泰次郎を読むといい。
16 :
mi−na(catv?):2011/02/08(火) 21:15:31.04 ID:YrMobSp40
萌えてオナニーできる世界文学教えて
17 :
エビオ(関東):2011/02/08(火) 21:15:35.56 ID:hZu0b31eO
バルザックあんまり文庫になってないよね
ヴォルテールのカンディードは読んどけ
普通の風刺小説と思ってたのになぜか最後に感動させられたからな
20 :
アイミー(東京都):2011/02/08(火) 21:17:06.55 ID:9DxyL8Bj0
ν速民には夏目漱石の『彼岸過迄』が良いんじゃね
21 :
ほっくん(新潟・東北):2011/02/08(火) 21:17:54.10 ID:XDQL9hXzO
22 :
メトポン(チベット自治区):2011/02/08(火) 21:18:06.06 ID:OuVbPM7O0
>>16 ライ麦の妹とかは萌えキャラだった気がする。あれ自体ラノベと変わらんけど
23 :
ミルーノ(茨城県):2011/02/08(火) 21:18:18.36 ID:kzSmJyX00
ランボーみたいに、10代で書いた作品が歴史に残るんならカッコいいな。
>その結果わかったのは−−「作家にとって、現実とは十九世紀小説で、
>それ以前の物語も二十世紀小説も文学なのだ」ということ。
無茶振り過ぎ
何故働かないって、そりゃ僕が悪いんじゃない。つまり世の中が悪いのだ。
もっと、大袈裟に云うと、日本対西洋の関係が駄目だから働かないのだ。
第一、日本程借金を拵らえて、貧乏震いをしている国はありゃしない。
この借金が君、何時になったら返せると思うか。そりゃ外債位は返せるだろう。
けれども、そればかりが借金じゃありゃしない。日本は西洋から借金でもしなければ、
到底立ち行かない国だ。それでいて、一等国を以て任じている。
そうして、無理にも一等国の仲間入をしようとする。だから、あらゆる方面に向って、
奥行を削って、一等国だけの間口を張っちまった。なまじい張れるから、
なお悲惨なものだ。牛と競争をする蛙と同じ事で、もう君、腹が裂けるよ。
その影響はみんな我々個人の上に反射しているから見給え。
こう西洋の圧迫を受けている国民は、頭に余裕がないから、碌な仕事は出来ない。
悉く切り詰めた教育で、そうして目の廻る程こき使われるから、
揃って神経衰弱になっちまう。話をして見給え大抵は馬鹿だから。
自分の事と、自分の今日の、只今の事より外に、何も考えてやしない。
考えられない程疲労しているんだから仕方がない。
精神の困憊と、身体の衰弱とは不幸にして伴なっている。
のみならず、道徳の敗退も一所に来ている。日本国中何所を見渡したって、
輝いてる断面は一寸四方も無いじゃないか。悉く暗黒だ。
その間に立って僕一人が、何と云ったって、何を為たって、仕様がないさ。
漱石もドストエフスキーもバルザックも雑魚すぎるw
プルーストとカフカとジョイスさえあればいい
27 :
スーパーはくとくん(京都府):2011/02/08(火) 21:20:07.42 ID:s9dwayZx0
以前貼られてて面白かったやつ
バルザック
@二周り上くらいの女性と二十歳前後からずっと付き合う
A30代まで実業家兼ゴーストライターで駄文ばっか書いてたがそれ以後
傑作連発しつづける
B死ぬまで借金取りに追われ続ける。死後2億の借金が残る
C牡蠣一日50個食う。
Dコーヒー一日30杯飲む
E果物が主食のデブ。でも動きは機敏
F100冊前後の小説を書いた
Gドストが尊敬してやまなかった
H50代で死ぬ間際、自身の小説の医者を呼ぶ
28 :
ほっしー(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 21:22:02.65 ID:Dmhe9eBIO
安部公房も仲間にいれてやってくれ
29 :
こんせんくん(千葉県):2011/02/08(火) 21:23:07.29 ID:TpFt7kAe0
ロシア人は陰々滅々。
チェーホフは小説じゃないから除外か
31 :
エビオ(関東):2011/02/08(火) 21:26:29.73 ID:hZu0b31eO
小説書いてるだろチェーホフ
32 :
エビ男(兵庫県):2011/02/08(火) 21:27:19.81 ID:g3J/tjHb0
グールド好きで、グールドが好きだったという草枕を読んだ。
どこがいいというわけじゃないが、文章全体から醸し出される雰囲気が良かった。
くだらん人生を戯曲化して生きる主人公の生き方もありかと思えた。
ヒロインは小雪で実写を見てみたいと思った。
33 :
うずぴー(香川県):2011/02/08(火) 21:27:52.12 ID:bxpTbEx00
こころの手紙の主が、文豪並みの文章と長さで萎え萎え
露文学はツルゲーネフだろ。
ロシア人の癖に読みやすいし面白い
35 :
コアラのマーチくん(catv?):2011/02/08(火) 21:29:59.47 ID:y1xG3lb8P
まあ十分って言えば十分なんだけどそこまで言うなら全く何も読まなくっても十分だよね
36 :
エビオ(関東):2011/02/08(火) 21:32:29.93 ID:hZu0b31eO
ラノベが一番売れてる小説だしな今
37 :
ポポル(富山県):2011/02/08(火) 21:32:56.71 ID:WScHrvzB0
漱石は最初に坊ちゃん読んで見切ってしまった
太宰のオカマ文体が笑いのツボです
38 :
スーパーはくとくん(京都府):2011/02/08(火) 21:47:06.28 ID:s9dwayZx0
「ゴリオ爺さん」ってめちゃくちゃ面白いらしいじゃん
39 :
ほっしー(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 21:56:58.48 ID:pV1LiYgeO
バフチンのドストエフスキーの詩学は面白かった
40 :
ルネ(山口県):2011/02/08(火) 21:58:32.06 ID:P84k2WPC0
宮沢けんじも天才だろう。
大昔の人が書いたとは思えんわ。
宮沢賢治は持ち上げやすいからいいよね(笑)
43 :
星ベソくん(dion軍):2011/02/08(火) 22:04:35.99 ID:GXRHd0dB0
ゴンクールの日記は最高に面白かったな
彼らの書いた小説の方はどうなんだろ
赤と黒とカラマーと赤毛のアンだけでいい
赤毛のアンなんか通俗小説じゃん
地下室、賭博、白痴、罪と罰は読んだんだけどカマなんとかの兄弟も面白い?
>>46 つまんねえよ
面白くないのに面白いっていう奇特なひとばかりだからね日本人は
48 :
コアラのマーチくん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:14:45.06 ID:oF0QRwWEP
バルザックも大体読んだけど、いちいち歌舞伎の大見得切ってるような小説だぞ
おおなんという運命の皮肉!みたいな調子で、ねちねち大げさやねん
ある意味おもしれーけど、漱石の方がはるかに上
ドストの小説は登場人物が覚えられないし
小難しいというか意味不明なだけ
本当は解ってないのに解ってるふりして玄人ぶってる奴が多すぎ
漱石の小説タイトルの投げやりっぷりは異常
はるかに上とか曖昧な言い方に逃げるのやめてもらえますかねえ。見苦しいから。
53 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:16:55.67 ID:dH+AJrmb0
罪と罰は読んだけど、憂鬱な小説だよな。
54 :
ぴよだまり(神奈川県):2011/02/08(火) 22:18:03.32 ID:75Dnyfuk0
東日本は愛知に引っ越したのか
55 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:19:06.73 ID:dH+AJrmb0
面白いのはデュマですよ。
>>50 そもそも日本人が読むことになんの意味があるのか疑問だよねえ
ナボコフなんか興味ないけど、罪と罰のどっか引用して世にも愚劣で悪趣味とかいってのには同意するわ
ν速民には中島敦の悟浄出世がツボなはず
ν即公認3大厨二小説
・ライ麦畑でつかまえて
・ティファニーで朝食を
59 :
ぴぴっとかちまい(長屋):2011/02/08(火) 22:20:07.99 ID:WEiLSshR0
バルザックがスレタイになるって珍しいなと思ったら案の定スレでも触れられてなくてワロタ
60 :
コアラのマーチくん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:20:42.40 ID:oF0QRwWEP
なんか下らない愛知に因縁付けられたらしい
中島敦はいいよね。山月記はつまらないけど
ボルヘスなんかありがたがって中島敦を読んでいないやつ多そうw
62 :
サンペくん(福岡県):2011/02/08(火) 22:21:17.89 ID:gD5HtpOk0
63 :
ことちゃん(京都府):2011/02/08(火) 22:21:18.03 ID:sSV0U/lj0
>>50 俺もそう思う
大審問官はいいと思うけど、はくちとか地下室とかよんでもああそうですか、ってかんじで
別に感慨はうけない
64 :
さいにち君(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:22:05.12 ID:vtl2XNR4O
65 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:23:05.54 ID:dH+AJrmb0
ラスコリニコフって 訳したら 岩男
そういや昔、野本岩男という医者の殺人犯がつかまったことがあって。
罪と罰じゃん。。って思った記憶が。
66 :
たねまる(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:23:05.09 ID:jxyiDvjWO
ルサンチマンにお薦めのやつ教えろよ
67 :
モバにゃぁ?(神奈川県):2011/02/08(火) 22:24:07.51 ID:kJjlMtRJ0
別に価値とかあんまなくてもいいです
小説の主人公は基本的にクソつまらんことで悩みすぎ
あの人妻俺すげえ好きやねんどうしようもう死のうとかアホか
世の中には生きるか死ぬかで苦しんでる人が大勢いるというのに
69 :
ピーちゃん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:24:29.00 ID:nBn75G0Q0
皆疑問に思ってることだろうけど、ロシア人って本当にあんな長広舌たれるの?
>>46 ミステリ風だから普通に面白いよ。「地下室」よりはよっぽど読める。
70 :
みらいくん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:24:59.94 ID:NFSyepD10
古典的名作は電子書籍になってタダで配布されてるから新刊の小説なんて買う必要ないんだよな
71 :
モモちゃん(東京都):2011/02/08(火) 22:25:06.12 ID:FNXMHOlq0
やっぱ初期の北方かな
72 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:25:10.91 ID:dH+AJrmb0
漱石は簡単なようで難しい。
73 :
ヤン坊(大阪府):2011/02/08(火) 22:25:54.20 ID:LwA9OAHV0
バルザックwwwww
ザルバッグだってのwwwド低脳wwww
セリーヌの翻訳は誤訳がひどい。タイトルがもう誤訳だったりw
まあフランス人でも分からないようなことばが出てくるらしいから仕方ないのかも
75 :
しょうこちゃん(東京都):2011/02/08(火) 22:26:16.36 ID:69sDzhxT0
ジュリアン・ソレルみたいなの主人公にしたアニメねーの?
76 :
コアラのマーチくん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:26:19.07 ID:oF0QRwWEP
>>67 あぁ分かる
価値とか意味とか言ってる奴はホント寒い
読んで、気分よく最後まで読めたら、それは良い小説
そんだけ
77 :
お買い物クマ(東京都):2011/02/08(火) 22:26:30.24 ID:hKoZfNz+0
後続の小説家にあたえた影響でいうとバルザックがナンバーワンなんだよ。
漱石もドストエフスキーも、バルザックの影響を受けた作家のさらに影響を受けたところにいるわけw
78 :
黄色のライオン(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:26:35.24 ID:KZIygWpP0
チェーホフってドストエフスキー・トルストイの後に続くロシア文学者なんだけれど
過小評価がちょっと甚だしいよね。やはり評価されるにはわかりづらい文章がいるみたいだ。
79 :
スーパーはくとくん(京都府):2011/02/08(火) 22:26:57.53 ID:s9dwayZx0
>>70 国内の作品だけな
海外モノは翻訳というプロセスがあるし
80 :
リボンちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:27:13.83 ID:/fLm/TMZO
>>62 砂の女を読み終えたばかり。
この小説、鳥居みゆきが雑誌の書評で推薦してて読んでみたけど、この作者ってネラーみたいな語り口だなっておもった。
81 :
ピョンちゃん(関東・甲信越):2011/02/08(火) 22:27:26.22 ID:zmDpApl1O
萌えるといえば奉教人の死
兄貴分に懐いてた男の子が実は女だった上に告白まがいなことまでされる
ロシア国内だとトルストイ>ドストエフスキーなんだっけ
83 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:28:16.40 ID:dH+AJrmb0
>>75 赤と黒は小学校のときにエロ小説と思ってわくわくしながら読んだ。
個人的にドストはユーモアのセンスがあるな
時々現れるキレのある皮肉な会話が面白い
85 :
マップチュ(長屋):2011/02/08(火) 22:29:11.29 ID:ULR5UZJM0
86 :
みらいくん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:29:29.95 ID:NFSyepD10
>>80 「方舟さくら丸」の主人公はもろにキモオタ
87 :
BMK-MEN(和歌山県):2011/02/08(火) 22:29:31.75 ID:fr6agopT0
ラスコーリニコフはババァよりルージンみたいな糞野郎を殺せばよかったのに
88 :
さいにち君(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:29:31.85 ID:vtl2XNR4O
バルザックは後期作になればなるほど気が狂った内容になるから面白い
短編まとまってるけどハードカバーでたけーよ
>>82 トルストイは普通に宗教観に影響与えてるだろ
宗教改革者レベル
90 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:30:26.57 ID:dH+AJrmb0
スメルジャコフなんてすげぇ魅力的な人物像だよ
まあなんでもいいけどさ。ドストエフスキーなんかより武田泰淳の方がよっぽど凄いし面白いと思うがねえ。まあドナルド・キーンとお友達じゃなかったから海外ではあまり知られてなさそうだが
92 :
めばえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:30:56.35 ID:9yiOWB3fO
ドストエフスキーの暗くて陰湿な感じが好きだわ。バルザックもいいの?
漱石は今読んでも全然古臭くないのが凄いわ
ドストエフスキーって登場人物の名前が覚えられない・多い、文章がわかりづらいと敬遠されがちだが
実は漫画的なんだぜ。キャラの行動・言動がいちいち大袈裟というかオーバーリアクションというか。
95 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:33:32.75 ID:dH+AJrmb0
ロシア文学はなんせ長い。
作品も文章も。
97 :
モバにゃぁ?(神奈川県):2011/02/08(火) 22:34:24.29 ID:kJjlMtRJ0
小学生の時に親父からクリスマスプレゼントに
バルザックの本もらったんだけど
親父、あんたなにがしたかったんだよ
聞く前に死んじゃったけどね
98 :
いくえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:34:29.49 ID:vtl2XNR4O
武田泰淳というと「「ゴジラ」の来る夜」思い出す
なんであんなん書いたのかしらんが面白い
つかロシア小説の登場人物とかは愛称の規則性覚えれば一発だろ
漱石は明暗が至高
異論は認める
101 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:34:42.80 ID:dH+AJrmb0
マルメラードフだっけ?
嫁さんにしばかれながら うれしい!って笑うのは?
登場人物こんがらがるなら、ノートに書いて置けよw
104 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:36:07.11 ID:dH+AJrmb0
芥川はここのみんなは評価低いの?
105 :
Pマン(東京都):2011/02/08(火) 22:37:29.09 ID:wKj1n0C50
なんだかんだいってバルザック・フローベール・ゾラは凄い
どこでもいいからゾラ全集出してくださいお願いします
106 :
ほっくん(新潟・東北):2011/02/08(火) 22:37:50.33 ID:XDQL9hXzO
>>82 トルストイは日本だとイマイチな評価だよな
日本人には合わないんだろうか
>>104 ν即なら河童のあの堕胎シーンは一度は憧れるだろうが
109 :
ルーニー・テューンズ(関東):2011/02/08(火) 22:39:05.15 ID:5OVIvRy8O
カラマー読んでないドスト好きなんていねえよ
それなりに読んでれば分かるが、カラマーは地下室を包含してるから地下室好きには堪らない
あとドミトリーみたいな人間を初めて登場させたのもおもろい
フョードルやイワン、アリョーシャ、スメル、リーザなんてのはドスト定番キャラ
結局未完なのが悔やまれるが、革命児となるであろうアリョーシャとあの知的な少年(名前忘れた)の物語を頭で妄想する人も少なくないだろうな
有名どころの賭博者、白痴、罪と罰、あたりはなんらおもろくない
通は死の家の記録、これ一択よ、ヘッヘッヘ
110 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:39:24.91 ID:dH+AJrmb0
トルストイの戦争と平和はおもしろい。
そうさな。
坂の上の雲みたいな面白さはあるな
日本は小説を読むためだけに外国語勉強するようなひとあんまりいないよね
112 :
いくえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:40:25.70 ID:vtl2XNR4O
>>104 ミステリとかホラーっぽいのはわりと好き
志賀直哉にあこがれたりしなければ・・・
113 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:40:42.14 ID:dH+AJrmb0
>>111 ハリーポッターを原書で読みたくて英語の勉強をした市橋君が。
>>109 賭博者にカイジばりのギャンブルシーンがあると思ってた俺の期待を返せと言いたくなったな
芥川は芋粥だけで皆がひれ伏すレベル
>>106 戦争と平和レベルのスケールが理解できないんだろう・・・
>>82 いつの話してんだよw
ロシア国内だってドストエフスキーの研究者ばっかりでトルストイの研究者は
ドストエフスキー研究に混ぜてもらってるくらいなんだぞw
118 :
モバにゃぁ?(神奈川県):2011/02/08(火) 22:42:38.78 ID:kJjlMtRJ0
>>111 ロシア語好きはなんとなくそんな人なんじゃないかって印象を勝手に持ってる
どうしても海外文学を読むのに抵抗がある
120 :
ココロンちゃん(山陽):2011/02/08(火) 22:44:05.34 ID:/Y8/KOkOO
俺はバルザックよりフロベールが好きだ
あと、ジェイン・オースティンは過小評価だと思う
>>118 俺はただのドストエフスキーかぶれの悪趣味極まりない文学青年って印象だなw
そんなひとばかりじゃないけどね
>>120 オースティンが過小評価なんてありえないでしょw最近小説読みはじめたひと?
賭博者はルーレットで勝ちまくって発狂するばあちゃんに爆笑する小説だろ?
125 :
リボンちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:46:25.21 ID:/fLm/TMZO
自意識過剰なお前ら御用達の作家こそドストエフスキーだとばかりおもってたわw
太宰治とか愛読してるイメージ。
126 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:46:27.78 ID:dH+AJrmb0
おれはスタインベックがすきだな。
127 :
セーフティー(京都府):2011/02/08(火) 22:46:30.09 ID:yqL3BiyZ0
バルザックの「ゴリオ爺さん」を途中で放棄してしまってるわ
明日から呼んでみよう
ドストは「罪と罰」の第1部がすごく面白い
ロシア文学はソルジェニーツィンが好きだわ
129 :
ハーティ(不明なsoftbank):2011/02/08(火) 22:48:56.03 ID:rlTgJwaA0
>>127 罪と罰いいね
でも俺が読んだのは前巻と下巻しかなかった
130 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:49:06.90 ID:dH+AJrmb0
レミゼラブルは年をとってからまた読んでほしい作品。
何度読み返しても発見があるわ。。
まあ、長いからなwモンテクリスト伯も
>>119 騙されて南米小説を読んでみて。スケールのデカさに吹っ飛ぶから。
133 :
いくえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:50:28.75 ID:vtl2XNR4O
バルザックは文庫で長編も含め全集だせばいいのに
河出か筑摩やらねーかな
>>125 太宰より坂口安吾のほうが好き
南米小説ってそんなに凄いか?
あんまり小説知らないひとがやたら持ち上げたがるよね
135 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:50:56.22 ID:dH+AJrmb0
モンテクリスト伯はおもしろいね。
待て。そして希望を持て。
いい言葉だ。
136 :
ハーティ(不明なsoftbank):2011/02/08(火) 22:51:05.50 ID:rlTgJwaA0
137 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:51:50.73 ID:dH+AJrmb0
南米小説ってバルガスなんとか?
モンテクリスト伯は原書読もうとして挫折したwというか飽きたww
139 :
ルーニー・テューンズ(関東):2011/02/08(火) 22:52:11.09 ID:5OVIvRy8O
賭博者は一ヶ月で書き上げた、ドスト自身も博打でいつも金がない、これ豆な
んで博打で屑になる経験を積むと、理性は幸福に向けた決定論的な選択をしない時もあるなんて言い出して、地下室書いちゃったりする
140 :
せんたくやくん(東京都):2011/02/08(火) 22:52:57.15 ID:vVesKLs10
νってマルドロールの歌とか好きそう
南米はラテンのノリは感じるが意味がよく分からん
142 :
ピーちゃん(チベット自治区):2011/02/08(火) 22:53:42.90 ID:nBn75G0Q0
南米はマルケスとボルヘス読んで満足したから、それ以降手を出してない。
最近はバルガス?リョサが流行か
小説とか全然読んだことねえおれがさ
その漱石とやらの坊ちゃんってやつ読んでみたけど
その主人公がグチしか言ってなくて特別なイベントもなく終わったぞ
あれが小説なのか
144 :
いくえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 22:53:53.76 ID:vtl2XNR4O
>>134 面白いもんは面白い
つまらないものはつまらない
ほかと一緒
個人的にはマジックリアリズム離れたのはあんまり好きじゃない
145 :
にゅーすけ(長屋):2011/02/08(火) 22:53:57.42 ID:19Wdm9DA0
お前らに進められて地下室の手記見たけど
ぜんぜん面白くなかったぞ
リョサじゃなくてジョサじゃなかったのと思うけど……
>>144 コルタ猿ぐらいだわ好きなのw石蹴り遊びと岩波の短編しか知らないミーハーですけど
『モンテ・クリスト伯』は短い会話だけで延々と行数稼いでるのがなんか笑える
どんだけ原稿料がほしいんだよw
149 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 22:57:21.49 ID:dH+AJrmb0
ポーは感動するよ。
駄作もあるけど
>>134 いや、南米小説といえばガルシア辺り持ち上げられるだろうけど
俺はフラナリー・オコナーやフォークン−とか好きなんだよなぁ人にはお勧めしないが
とりあえず面白く読めるのは芥川
152 :
ミルパパ(島根県):2011/02/08(火) 22:59:21.09 ID:sqg72KD80
百年の孤独ってのを読めばいいんだろ
153 :
ぼうや(千葉県):2011/02/08(火) 23:00:23.97 ID:hVGG6Tg00
異邦人と審判と魔の山は必須だろ
アメリカ人が選んだ本ベスト100みたいなランキングで、
1位がトルストイの「戦争と平和」だった。
ドスト先生は1冊もランクインしてなかった
あとオーウェルの「1984」と「動物農場」がトップ10入りしていた記憶がある。
あいつら骨の髄まで反共なんだな。
155 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:01:02.27 ID:dH+AJrmb0
異邦人って太陽がいっぱいの元ネタ?
156 :
よむよむくん(関東・甲信越):2011/02/08(火) 23:01:27.48 ID:9cQAEwf5O
文鳥は本当に文章だけで感動させられるよな
罪と罰、カラマーゾフの兄弟は面白すぎ
創作する奴は魔の山は絶対読め
これ1冊読めば話はいくらでも作れる
異邦人は作り手はちょっと避けたほうがいいかも
>>155 太陽がいっぱいってハイスミスじゃないの?
カモメのジョナサンは読むな
糞中ニ病ライトノベルの始祖だ
フォークナーは読んどいたほうがいい
異邦人って題はどうも大げさなような気がする
ママンとか論外w
虞美人草が好きだな。
>>150 オコナーはアメリカ南部書いた作家ではあるが南米大陸の作家じゃねえだろ
オコナーは筑摩文庫で短編が読めるようになってめでたい
165 :
黄色のライオン(チベット自治区):2011/02/08(火) 23:04:38.16 ID:KZIygWpP0
>>160 それと並んでアルケミストも自己啓発とスピチュアルが好きそうな人にもよく読まれているよな
166 :
ミルーノ(茨城県):2011/02/08(火) 23:04:42.04 ID:kzSmJyX00
>>113 ハリーポッターに、エゲレス語版とアメリカ語版があるのを知ってる日本人は
少ないな。
エゲレス語版はけっこう見慣れない単語が出てくるから読みづらい。
なんせ日本の英語教育は米語中心だからな。
167 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:04:51.32 ID:dH+AJrmb0
168 :
トラムクン(石川県):2011/02/08(火) 23:05:08.55 ID:Da5t+OWr0
> 作家にとって、現実とは十九世紀小説で、
> それ以前の物語も二十世紀小説も文学なのだ
これどーゆー意味だよ
解説してくれ
169 :
スージー(東京都):2011/02/08(火) 23:05:37.82 ID:WuQzl7mn0
フランス語の始めてのリーダーがバルザックの「絶対の探求」ってやつだったな
なかなか面白かった
魔の山は好みがわかれやすいよな
「地下室の手記」読んだけど意味が分からんねーわ。芥川龍之介の「河童」に近いものを
感じた。
173 :
プイ(九州):2011/02/08(火) 23:07:26.59 ID:g3f6lJhJO
(^^ω)フォイエルバッハ…
174 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:08:43.14 ID:dH+AJrmb0
ノルウェイの森の評価は?
漱石なら絶対それからだよな
高等遊民って単語はもうちょい流行ってもいい
176 :
黄色のライオン(チベット自治区):2011/02/08(火) 23:09:59.86 ID:KZIygWpP0
>>158 他にも創作として役に立ちそうなの教えてちょんまげ
177 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:10:14.43 ID:dH+AJrmb0
漱石は夢十夜でしょう
漱石とか芥川とか日本の近代文学はたまに読むけど海外の翻訳は読む気しない
I am a cat.とか訳された漱石読んでも原文の魅力の半分も分からなさそうだし、逆も然りだろ
179 :
やいちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 23:10:32.33 ID:xZayDMXHO
ジェロームとアダムズとウッドハウス以外で面白いコミックノベル教えてくれ
180 :
ドンペンくん(内モンゴル自治区):2011/02/08(火) 23:10:47.80 ID:vtl2XNR4O
『魔の山』は筒井康隆が最後まで読むと面白いというから読んだがちょっと・・・
敬愛する作家といえど合わんもんは合わん
182 :
ぴよだまり(神奈川県):2011/02/08(火) 23:12:28.77 ID:75Dnyfuk0
芥川ってなにがすごいの
他人の作り話にそんな価値あるわけないだろ。
184 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:12:44.20 ID:dH+AJrmb0
むしろイーリアスとかよんでみろよ。
おもしろいぞ
漱石は一通り読んだけどどんだけ胃が痛いんだよとしか思わなかったわ
>>178 翻訳者に対する権限ってもっとめちゃくちゃに与えていいと思うんだよ
原文を直訳なんて出来ないんだから戸田奈津子レベルで意訳しまくってほしい
複数の翻訳書読めば原文もきっと理解できる
最近ちゃんと鏡花読んでるんだけど、ときどきとんでもないのがあって腰が抜ける
あと鏡花は長編もめちゃくちゃうまいんだな
翻訳片手に原文読むのが一番いいと思う
189 :
星ベソくん(dion軍):2011/02/08(火) 23:14:59.82 ID:GXRHd0dB0
ベルンハルトの「消去」はν速民の必読書
地下室の手記とか読んでると、時代と国が違えど根暗な若者って
まったくメンタリティかわらねぇんだなと、感心するわ。
191 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:17:30.80 ID:dH+AJrmb0
日本の小説は私小説が中心。
192 :
ことみちゃん(関東・甲信越):2011/02/08(火) 23:18:42.16 ID:GoGFX3k5O
>>182 芥川からみても古典に当たるような話をサンプリングして、口当たりはいいけどひっかかりもある短編を量産してるとこ。
失敗したらただのパクリ、ただの烈火コピーなんだけどね。
193 :
陣太鼓くん(滋賀県):2011/02/08(火) 23:19:15.58 ID:eLxZXEV40
この記事でなんで池澤春菜PSPを紛失するってスレを立てなかったよ
195 :
さいにち君(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 23:21:00.98 ID:vtl2XNR4O
>>182 侏儒の言葉みたいな意味があるようなないような箴言集の先駆であり
「河童」や「煙草と悪魔」みたいな幻想小説のはしりであり
「妖婆」みたいな怪奇もののはしりであり
なんかいろいろ書いてる人
この優遇のされっぷりはどうかとも思わないでもないけど
芥川なんて芥川賞が無かったら名前忘れられてそうなぐらい大したことないと思うな
197 :
のんちゃん(関東・甲信越):2011/02/08(火) 23:23:06.49 ID:cZVqXK+DO
チェーホフ→プーシキン→ドストエフスキー→トルストイの順でロシア文学にはまっていった
トゥルゲーネフはまだ読んだことない
198 :
キリンレモンくん(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 23:23:20.46 ID:T7B5aLRmO
バルザックなんてプゲラッチョだ
199 :
ことみちゃん(関東・甲信越):2011/02/08(火) 23:23:35.51 ID:GoGFX3k5O
「トロッコ」の、迷子みたいになって不安と焦燥に駆られてる間は大丈夫だったのに、自分の家が見えた瞬間に弛緩して泣き出す、って描写がすげえ。
蜜柑は好き
なんとも綺麗よね
201 :
マップチュ(長屋):2011/02/08(火) 23:28:37.69 ID:ULR5UZJM0
202 :
サン太(山陽):2011/02/08(火) 23:28:44.47 ID:HoSaunU+O
漱石鴎外に次ぐ日本人小説家って誰?
露伴 坪内 芥川あたり?
乱歩は!!?
乱歩はどうなんですか!!?
>>202 その二人と比べるとなるとそれぐらいじゃない?
まあトップではないねえ
人間喜劇完全に把握するのってどんくらいたいへんなんだ?
206 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:30:37.91 ID:dH+AJrmb0
上田秋成とかすげぇぞ。
207 :
とぶっち(関東):2011/02/08(火) 23:31:50.45 ID:LzGaDWKwO
批評は小林秀雄と福田恒存だけ読んでるば十分
208 :
さいにち君(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 23:34:35.15 ID:vtl2XNR4O
>>196 短編ばっかで教科書いれやすいから案外知名度は保ててたと思うぞ
星新一といい安部公房といいSF含む超現実的な作風の作家はそれで結構命脈保てる
210 :
黄色のライオン(チベット自治区):2011/02/08(火) 23:36:49.20 ID:KZIygWpP0
>>208 安倍公房を教科書に入れるのはいいとして、試験問題として使うのは酷すぎる
作家自身だって答え出せねーだろ
攻守最強はスタインベック
>>207 ギャグなのか本気なのか分からなくて怖い
福田先生は好きだが
213 :
怪獣君(関西地方):2011/02/08(火) 23:40:13.87 ID:v08+sUl30
今の子はNISIOISINだもんな
戯言シリーズは全部読んだが
俺の妹は前龍膽寺雄なんか読んでたけどな
お前どうやってそれ手に入れたのって感じ
215 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:43:49.07 ID:dH+AJrmb0
雨月物語。すげぇわ
216 :
さいにち君(広西チワン族自治区):2011/02/08(火) 23:46:02.69 ID:vtl2XNR4O
>>214 全集、結構投げ売りされてるぞ
幻想小説として再評価された時期があったとはいえ龍胆寺雄が全集だせたとか日本文学界の奇跡w
というかそもそもロシア文学を日本語訳でよんでどうするわけ?
>>216 そうなんだ。まあそんなに興味ないんだけど
妹はときどき変なものを読んでいて面白い。若い頃の中村真一郎の詩やら、吉田一穂の童話やらw
219 :
ザ・セサミブラザーズ(dion軍):2011/02/08(火) 23:50:06.36 ID:S7I+JD1jP
ゴリオ爺さんはゴリオ爺さんが死ぬところが一番面白い
上田秋成とか古典持ち出すなら紫式部が最強だろ…
海外での知名度も圧倒的だし
ゴリオ爺さんは読むとむかつくから読まないほうがいいだろ
爺さんが銀をひねりつぶすところなんか死にそうになる
ゾラの居酒屋を積んでるけど、やっぱ読んだ方がいいかな
223 :
バザールでござーる(大阪府):2011/02/08(火) 23:56:27.36 ID:dH+AJrmb0
ごり おじいさん
ゴリオ爺さんは下宿の女将が酷いヤツだよな
金がなくなったら態度が急変とか
「人間喜劇」全巻文庫化は・・・無理だろうな
あとジェイン・オースティンんも「高慢と偏見」は面白さがよくわからなかった。
訳が合わなかったのかな。なんか橋田壽賀子のドラマっぽかった。
225 :
ちかぴぃ(関西地方):2011/02/08(火) 23:57:20.24 ID:lwWOOt1J0
1人の人間がヘコヘコーンって書いただけのもんに一生くらいつくとか馬鹿らしいわ
226 :
ザ・セサミブラザーズ(dion軍):2011/02/08(火) 23:57:28.40 ID:S7I+JD1jP
ゴリオ爺さんに感情移入しちゃうと死ねるな
>>224 名前出すのが恥ずかしいけど、倉橋由美子ちゃんの夢の浮橋呼んだらオースティンの面白さがわかるかも。
森博嗣って引退するみたいだな
229 :
ぼっさん(広島県):2011/02/09(水) 00:08:54.49 ID:yeVFpXYM0
>>228 最近のペースだと、引退まであと20年は掛かるから安心しろ
231 :
サトちゃん(愛知県):2011/02/09(水) 00:11:24.13 ID:eVvy5QDX0
>>79 Project Gutenbergも知らんのかね
現在予定している15作品(長編小説のみで)の発表をもって完全に作家から引退すると宣言した
だと
Wikipediaより
S&Mの時は月に1冊くらい出してなかったか?
233 :
いっちゃん(京都府):2011/02/09(水) 00:13:10.16 ID:ATU1ArtL0
234 :
藤堂とらまる(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:13:52.40 ID:l/BweJgyO
ディケンズの名前出ないね
ピクウィック・ペーパーズが好きだったなあ
235 :
ぼっさん(広島県):2011/02/09(水) 00:14:12.31 ID:yeVFpXYM0
15作品も予定がつまってるってすげえな
236 :
てん太くん(兵庫県):2011/02/09(水) 00:15:10.45 ID:uO2MDMys0
漱石が好きですとかいったらばかにされるだろ
山形浩生はもうちょっとSFの翻訳をだな
柳下は結構やってるのに
ディケンズは筒井のいってた荒涼館ぐらいしか大したものがない。
まあでも荒涼館が凄すぎるから認めるわ。
クリスマスカロルは教養の部類だな
240 :
タッチおじさん(大阪府):2011/02/09(水) 00:17:35.22 ID:Tj8Yg47T0
ディケンズは短編小説のほうがよくね?
241 :
ヤン坊(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:19:03.12 ID:8HghHXu2O
『荒涼館』は長い絶版だったな
ディケンズは「信号手」ほかの怪奇短編も結構好き
242 :
ブラックモンスター(大阪府):2011/02/09(水) 00:19:09.70 ID:jA3UyDVH0
デュマ嫁よ天才って言葉が相応しい作家だぜ
>>227 機会があったら読んでみる。
ちなみにサマセット・モームの「世界の十大小説」だと
・フィールディング/トム・ジョーンズの冒険
・オースティン/高慢と偏見
・スタンダール/赤と黒
・バルザック/ゴリオ爺さん
・ディッケンス/デヴィッド・コパーフィールド
・フローベール/ボヴァリー夫人
・メルヴィル/白鯨
・E・ブロンテ・嵐が丘
・ドストエフスキー/ カラマーゾフの兄弟
・トルストイ/ 戦争と平和
を挙げてるな。(古典のみの方針でのチョイス)
本の内容はモームはイギリス人だな〜とつくづく思った。
>>16 山の音
間違いない
趣味エロゲだけど、登場人物の菊子を想像して抜けと言われたら抜ける
245 :
藤堂とらまる(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:23:48.25 ID:l/BweJgyO
>>243 「嵐が丘」抜いて自著の「人間の絆」入れろよってたまに思う
嵐が丘は過大評価中の過大評価
嵐が丘はマジで登場人物がみんなキチガイじみてる
「罪と罰」だけは読んで損はしない、マジでエンターテイメントだから面白い。
248 :
ホッピー(石川県):2011/02/09(水) 00:25:14.95 ID:hYtbpl5d0
かもめのジョナサンの五木寛之のあとがきには笑った
>>248 なんて書いてあったっけ?俺も読んだはずなんだけど、手元にないから要約頼む
>>243 まあでももうオースティン読んじゃったなら読み必要もないかもw
そういや今思ったんだが、キプリングみたいな超絶技巧難解作家がなんで日本で流行らないのか不思議だなあ。
嵐が丘は俺も何が良いのかあんまりよくわからんかったな。
工房のころはカフカが一番面白かったなあ。
こいつはほんとに天才だと思った。
252 :
たまごっち(チベット自治区):2011/02/09(水) 00:29:08.12 ID:ohTvQu650
ドストの地下室の手記は
主人公がロシア版のお前ら
253 :
ウリボー(チベット自治区):2011/02/09(水) 00:30:39.10 ID:5R771hv+0
天才バルザックも小説を書き始めた頃は売れなくてね。父親から金を借りて出版社をやるが、これが失敗。
その後も印刷所をやって失敗し、活字会社を作ってやはり失敗と莫大な借金を抱えるんだ。
この借金を返すためにバルザックは一生涯執筆に追われたんだ。
ろくでもねぇ人生だが、挫折した事のある作家は何だかんだで魅力的だ
254 :
ウリボー(チベット自治区):2011/02/09(水) 00:31:24.86 ID:5R771hv+0
バルザックのすごいところは、とんでもない額の借金を抱えながら、社交界に出入りし、豪遊して浪費を重ね、借金をさらに増やしていったことだ。女性遍歴も華やかだった。
バルザックが追いかけたのは貴族階級の女性ばかりなんだ。貴婦人と関係を結び、夫が死んだらその後釜に入ろうという魂胆だよ。
それで成功したのがウクライナ出身の伯爵夫人エヴェリーナ・ハンスカだ。夫が死ぬずっと前からバルザックはハンスカ夫人と愛人関係になり、バルザックが51歳で死ぬ5カ月前に2人は結婚した。
その後も凄かった
255 :
ヤン坊(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:31:33.04 ID:8HghHXu2O
『嵐が丘』はサスペンスフルでわりと好きだな
ある意味でサイコホラーといえなくもないし
256 :
リョーちゃん(catv?):2011/02/09(水) 00:32:26.96 ID:Cvqkx21HP BE:791145555-2BP(2100)
東海道中膝栗毛を読んでます><
たのしい
まさか訳で読んでドヤ顔してる低能は居ないよな?
ムツゴロウさんは訳で読むと文学の良さが半分以上削がれるからってロシア語勉強してたぞ
地下室の手記を挙げるやつは大抵ν即で得た知識だろ
真のドスト読者は死の家の記憶を上げる
259 :
藤堂とらまる(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:37:59.88 ID:l/BweJgyO
訳で読んでごめんなさいピッピー
フランス文学は結構原書読んだ。フランスかぶれだからw
英文学もまあまあ読んだ。ドイツはホフマンとマッケンぐらい。ロシアは興味がないのでなし。
261 :
オノデンボーヤ(内モンゴル自治区):2011/02/09(水) 00:39:21.84 ID:8HghHXu2O
>>250 児童文学者のイメージが強いからじゃね
『ジャングルブック』は子供のとき読んだが面白かった
262 :
ポンきち(神奈川県):2011/02/09(水) 00:44:17.08 ID:LCT7Einl0
263 :
ミルミルファミリー(埼玉県):2011/02/09(水) 00:46:35.00 ID:TALipa1e0
>>239 イギリス文学で教養といえばシェイクスピア
264 :
Pマン(北海道):2011/02/09(水) 00:46:39.87 ID:kOlVkO5Z0
バルザックよりスタンダールの方が好きだったかな
成り上がっていく話はいいよね
265 :
藤堂とらまる(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:48:44.76 ID:l/BweJgyO
シェイクスピアとディケンズは全著読んで損はない
266 :
めばえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:48:55.51 ID:8HghHXu2O
原文で読んだのなんてブラッドベリとかディックとかそんなんばっかだな
読めないものを無理に読んでも意味がないんで翻訳で十分
>>260 マッケンってアーサー・マッケン?
英語じゃなくわざわざ独語で読んだのか?
>>266 うん。平井呈一の翻訳ではまったんだがね。いくつか読んだよ。
まあ俺がまともに読めるのはフランス文学だけだな。
268 :
めばえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 00:54:34.88 ID:8HghHXu2O
>>267 英作家なんだから英語で読めばいいのに
マッケンの選集は何度か古本屋でみてるが高くて買えないから困る
日本作家の全集はすぐ投げ売りするくせに海外作家は値段がさがらん
269 :
和歌ちゃん(大分県):2011/02/09(水) 00:57:31.55 ID:PmNP13EG0
フランス文学なら今はゾラを読み漁ってる。惨めな境遇の女性を書くのが
上手い。
「ジェルミナール」・・・炭鉱に閉じ込められた男女3人の三角関係
寝取られ属性好きにおすすめ。
「ボヌール・デ・ダム百貨店」・・・経済小説+ハーレクインっぽい
「デパートの職場いじめ」の描写が面白い
「ごった煮」・・・舞踏会の裏側にある結婚事情が面白い。マンション
を舞台にした不倫物語。
270 :
ホッピー(石川県):2011/02/09(水) 00:58:14.28 ID:hYtbpl5d0
>>249 かもめのジョナサンをぼろくそに評してた
言い方は柔らかいけど
白人優越思想が読み取れるしこれが今売れてるアメリカってやばいだろみたいな
トマス・マンの「魔の山」・・・
>>268 聖書もシェイクスピアもフランス語で読んだぜ。マッケンはサイン入り本を持ってるw
てすと
古い英語を少しでも使われると思考停止するからヤダ
シェイクスピアの原文とかわけわからん
リアルと文学で厭世感を高める
↓
四六時中無常感と自殺願望に取りつかれ引きこもる
↓
原始仏教を学んで悟りへ一気にジャンプ
俺はこのコンボで真我を発見したな
>>276 だいぶわかる
仏教哲学は吸い込まれる魅力があるな
シェイクスピアについての授業を英語で受けてて発狂しそうになった
大人しく訳されたの読むほうが幸せだ 十分面白いし
280 :
藤堂とらまる(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 01:13:47.08 ID:l/BweJgyO
お前ら面白いなw
会って話して見たいww
282 :
めばえちゃん(広西チワン族自治区):2011/02/09(水) 01:16:46.77 ID:8HghHXu2O
とりあえずH・P・ラヴクラフトは原文読んでもよくわからん
なんかわけわからん表現があるし
283 :
なえポックル(大阪府):2011/02/09(水) 01:20:07.91 ID:HfikwT0z0
光文社さんよお、悪霊の二巻早くだしてくれや
>>277 坂口安吾は仏教やって頭おかしくなって
文学にいったけどな
>>284 それは仏教を学んだからじゃなくて、1日に4時間しか寝れない生活が1年も続けて行ったら誰でもおかしくなると思うんだ
286 :
ティグ(京都府):2011/02/09(水) 01:33:56.61 ID:/TVg51oT0
ヘミングウェイの老人と海で、シイラとか小エビを食べるシーンが好きだ
なんか妙に生々しい
287 :
ベストくん(秋田県):2011/02/09(水) 01:35:06.66 ID:h6gwSBGN0
漱石って今で言わんくても大衆文学だろ?
>>245 ひうまんぼんてーじは自作品だろーが
よいものだが