第51回きさらぎ賞(6日、京都11R、GIII、3歳オープン、国際、特指、別定、芝1800メートル、1着賞金3900万円)
M・デムーロ騎手騎乗の3番人気トーセンラー(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が、直線で父ディープインパクト譲りの末脚を披露。
大逃げするリキサンマックスをゴール直前で捕らえ、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分47秒6(良)。ディープインパクト産駒は、
昨年12月ラジオNIKKEI杯2歳S(GIII)のダノンバラードに続き、重賞2勝目。
2着は8番人気リキサンマックス、3着には2番人気オルフェーヴルが入った。1番人気のウインバリアシオンは4着だった。
ローレルゲレイロの全弟リキサンマックスが大逃げを打ち、15馬身以上のリードを取って直線へ。ラスト200メートル地点でも、その
脚は衰えず10馬身ほどのリード。逃げ切り濃厚と思われたが、1頭のディープ産駒が別次元の末脚を発揮した。
トーセンラーが馬場の真ん中から一完歩ごとに差を詰め、わずかにクビ差かわしたところがゴール。父に重賞2勝目をプレゼントし、自身も
春のクラシックへ、堂々と名乗りを挙げた。
トーセンラーはJRA4戦2勝で、重賞は初制覇。血統は父ディープインパクト、母プリンセスオリビア、母の父Lycius。母は米3勝。
米国産の半兄フラワーアリーは米GI勝ち馬。
http://www.sanspo.com/keiba/news/110206/kba1102061545015-n1.htm http://www.youtube.com/watch?v=1Y_zQi_LHIw&hd=1 依頼105