スイートなんとか

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1 まがたん(東京都)

15分394円居酒屋、1時間3000円スイートルーム 時間制サービスが異業界で続々

MONEYzine 2010年12月30日(木)14時0分配信
 均一居酒屋や焼酎ゼロ円居酒屋が登場し、低価格競争が激化する居酒屋業界。15分394円で食べ放題・飲み放題という時間制サービスを採用するのが、横浜・関内の居酒屋「おだいどこ酒場 関内店」だ。

 料理は約60種類のラインナップから常時約30種類が揃い、バイキング形式で自由に皿に取れる。また、ドリンクはすべてセルフサービス形式。
滞在時間を確認するだけで料金の合計が分かるため、「ちょっと立ち寄って軽く飲みたい」「二軒目に行く前に少しだけ飲みたい」など、それぞれのニーズに合わせて気軽に利用できる。

 こうした時間制サービスはさまざまな業界に広がりつつある。東京・荒川区の「コンビニフィットネス日暮里」のウリは、10分500円から利用できるストレッチ機器だ。
同クラブでは、入会金・年会費が不要。トレーニングウェアに着替える必要もなく、まさにコンビニ感覚で運動が楽しめるため、昼休み中や買い物途中などにふらりと立ち寄る人が多いという。

 一方、長野市の「ホテルメトロポリタン長野」は、国内最大規模となる鉄道ジオラマを備えたスイートルームを、1時間単位で貸し切るサービスを始めた。
宿泊すれば一泊8万8000円相当のスイートルームを、1時間3000円、2時間5000円という手頃な価格(いずれも税・サービス料込)で利用できる。
最大8名まで利用可能なので、友人や鉄道ファンを集めて割り勘で費用を安く抑えるのもいい。

 漫画喫茶に行かなくても、携帯電話から時間制で漫画を楽しめるのが、NTTソルマーレ(大阪)の電子書籍サイト「定額よみっぱー」だ。
NTTドコモのインターネット接続サービス「iモード」を通じて、30分から1カ月までの利用時間に応じて料金を支払う仕組みとなっている。
配信時間は最短で30分105 円。時間内であれば約5000タイトルから好きな漫画が読み放題だ。

 空き時間を使って気軽に利用でき、時間内であればいくら楽しんでも料金が一定の時間制サービス。長引く不況でお金の使い方にシビアになっている消費者の心をつかめるか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101230-00000000-sh_mon-bus_all