「ラストストーリー」が堂々のトップ 注目は「逆転検事2」
TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。
バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーが24〜30日のヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
人気RPG「ファイナルファンタジー」シリーズを手がけた坂口博信さんの最新作「ラストストーリー」(Wii、任天堂)が予想通り素晴らしいスタートを切りました。
新規作品ということもあり、口コミによるユーザー層の拡大も見込めそうです。2位は人気シミュレーションゲームの最新作「戦場のヴァルキュリア3」(セガ)、3位は「喧嘩番長5」(スパイク)と続き、久々に新作がトップ3を占めました。
その他の作品も埋没することなくいずれも好調で、「ドラゴンエイジ:オリジンズ」(PS3、スパイク)が売り切れるほどの人気を集めたほか、
「とある魔術の禁書目録(インデックス)」(アスキー・メディアワークス)、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル」(バンダイナムコゲームス)、
「つくものがたり」(フリュー)などのPSPタイトルや、「ぎゃるがん」(Xbox360、アルケミスト)なども好調でした。
1月27日にはソニー・コンピュータエンタテインメントの新型携帯ゲーム機「NGP」が発表されました。
2枚のタッチパネルが使え、6軸検出センサーも備えた直感的なインターフェースに、人気ゲーム「モンスターハンターポータブル」にも便利な2本のアナログスティックと、
コアユーザーにも配慮した作りはさすがの一言。今後発表される価格やソフトラインアップにも注目したいところです。
◇今週の動き
今週のトップは、人気アドベンチャーの最新作「逆転検事2」(DS、カプコン)と予想。2位は劇場版アニメも近々公開される「マクロストライアングルフロンティア」(PSP、バンダイナムコゲームス)でしょうか。
3位には「ラストストーリー」が残りそうですが、「白騎士物語 エピソードポータブル ドグマ・ウォーズ」(PSP、SCE)、「ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝」(DS、バンダイナムコゲームス)あたりも検討しそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110201-00000023-mantan-game