http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110131-00000555-san-bus_all 会社更生手続き中の日本航空グループで近距離運航を行う子会社ジャルエクスプレス(大阪府池田市、JEX)が、
今年度中に採用する予定だった自社養成パイロット候補のうち6人程度の内定を一方的に取り消したことが31日、分かった。
内定者は計26人で残り約20人はJEXの要請を受け、内定を辞退した。
26人は2009年9月に内定通知を受け、当初は入社が22年8月以降になるとの説明を受けた。
日航は昨年1月に会社更生法の適用を申請したが、26人は4月1日に開かれた日航グループ入社式に出席した。
内定を取り消された男性(25)は「会社が厳しい状況であることは分かっている。
内定者にはコストがかからないので、入社時期が遅れても、パイロットになって空の安全に一生を捧げたいという気持ちが強かった」と話す。
別の男性(26)は「短期間で、一方的に選択肢を選ぶことを迫られるのは納得できなかった」と訴えている。
26人のうちほとんどは昨年3月に大学を卒業し他の企業からの内定を辞退して、パイロットになる日を夢見ていたという。
依頼685