北東アジアの2つの爆弾
[ICON]リアリズムと防衛を学ぶ
暁提供:リアリズムと防衛を学ぶ
2011年01月29日04時14分
http://news.livedoor.com/article/detail/5304406/ 北東アジア・太平洋地域には、武力紛争の恐れが大きい場所が2つあります。今回はこれらと日本の関連についてです。
1つは朝鮮半島。北朝鮮と韓国との紛争です。昨年2010年の3月には韓国軍の哨戒軍「天安」が北朝鮮によって撃沈され、
12月には延坪島への砲撃事件がありました。戦争は歴史の中だけの出来事ではなく、いまもって現実の脅威であることが、
砲火によって明らかになったといえるでしょう。
もう1つが台湾海峡。中国と台湾との紛争です。こちらは朝鮮半島とは対照的に、今は小康状態にあります。
しかし戦争の脅威がなくなったわけではありません。中国軍は台湾に侵攻する能力を高めています。
また台湾側は中国と友好関係をとりもちつつも、万一に備えて中国本土まで届く新しい巡航ミサイル「雄風2E」の製造に入りました(WSJ 2010/12/10)。