進学塾に9ヶ月の業務停止命令 塾長の暴言・迷惑行為が原因 北海道

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1 赤太郎(チベット自治区)

保護者に暴言、塾処分 道、困惑行為を全国初認定
2011年1月24日 17:26 カテゴリー:社会

 学習塾の受講契約や解約の際に保護者らに「ふざけるな」と暴言を吐くなどの威迫困惑行為を繰り返し
たとして、北海道は24日、特定商取引法に基づき、江別市の「進学塾 Newton」(岩山恭生塾長)に9カ
月間、新規契約などを禁じる一部業務停止を命じたと発表した。

 道によると、学習塾への業務停止命令は全国で過去2例あるが、威迫困惑行為を認定したのは初めて
という。

 道によると、岩山塾長は2008年春ごろ、江別市で小学校高学年から高校生を対象とする塾を開き、
新聞の折り込みチラシなどで勧誘。契約を断った保護者に「ばかじゃないか。常識ないね」と怒鳴ったり、
解約申し出時に「意味が分からない」「とんだクレーマーだ」と罵倒したりした。

 返金請求書を置いて、塾から出て行った保護者を追い掛け、かばんに請求書をねじ込んだこともあった。

 昨年10月までに江別市消費生活相談窓口に14件の相談があった。契約金など約100万円を返すよう
求めた人もいるが、道の調査では返金事例はなかった。

 岩山塾長は道に「契約金は塾の運転資金に使い手元にない。処分を受ければ返金できなくなる」などと
回答したという。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/222825