星野監督、ザック日本を若手鍛える手本に…楽天

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1 虎々ちゃん(東京都)
 楽天・星野仙一監督(64)が22日、アジア杯で4強入りを果たしたザック・ジャパンに負けじと「若手出てこい」と猛ゲキを飛ばした。
MF香川ら若手が台頭する一方、MF遠藤&長谷部ら経験豊かな選手が健在な日本代表チームを絶賛。
自軍の若手に関して「まだ本当の勝ちの味を知らない」と鍛え上げることを誓った。

 ザック・ジャパンの激闘が闘将のハートを刺激した。昨夜(21日)のカタール戦(ドーハ)、21歳の香川の2得点の活躍などで逆転勝ち。
「若い選手が出てくると違う。『そうはいくか』と働き盛り、経験豊富なベテランが競い合うと見ている方もおもしろい」。
一夜明けたこの日、星野監督は急きょKスタを訪れて若手中心の自主トレを緊急視察。64歳の誕生日だったにもかかわらず、精力的に動き回った。

 実はサッカー通だ。1986年のメキシコW杯は実際に現地で観戦。「マラドーナの5人抜きを目の前で見たよ。
サッカーのフォーメーション、技術の精巧さはすごい」と伝説のプレーを目撃してから、ずっとサッカーにも注目してきたという。
そして、今回のザック・ジャパンの戦いぶりを、楽天に重ね合わせた。

 「(楽天の若手は)まだ手探りでやっている。きっちり道しるべを示してやらないと。おもしろい選手はいる。
その中から、3分の1でも4分の1でも出てきてくれれば」と期待を寄せた指揮官。
若手とベテランを変幻自在に起用し、楽天を真の強豪へと生まれ変わらせる。


http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20110123-OHT1T00006.htm