ねねねね〜、サーフィンって楽しい?

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1 火ぐまのパッチョ(福井県)
8km、45分間のサーフィン(動画)
http://img2.wiredvision.jp/news/201101/2011011920-1.jpg

波のコンディションがちょうど良いとき、サーファーたちは20?30秒間は波に乗ることができる。水上で過ごす至福の数十メートルというわけだ。

サンフランシスコのベイエリアでは、サーファーたちが、『マーベリックス・サーフ・コンテスト』の「呼び出し」と、それと共にやってくる10メートルの波を心待ちにしている。

[マーベリックス・コンテストは、毎年12月から3月までの冬の間のみ、数十メートルに及ぶ伝説な巨大な波マーベリックスが起こるために、いつ競技会を始めるかは確定できず、大波が起こりそうになると、
24時間以内に世界中に散らばる参加者に知らせが入るという大会。なお、2010年2月の大会では観客に負傷者が出た(動画を文末に掲載) ため、今年は観客が近くに来るのを禁止した]

一方、8キロメートルにもわたってサーフィンが可能な環境もある。

アラスカのガードウッドにあるクック湾の近くで、2010年の晩秋に3人のサーファーが経験したのは、まさに絶好のコンディションだった。
彼らはターナゲン入江で波を捕まえてから、延々と45分間もその波に乗り続け、さざ波に運ばれて、米国で最も美しいサーフィン環境の中を進んだ。

[動画]
http://www.grindtv.com/outdoor/video/the_longest_ride/

この珍しいサーフィンは、『潮津波』(Tidal bore)と呼ばれる現象によって可能になる。潮津波は、河口に入る潮波によって、川の流れを逆流する波が生じる現象だ。
アラスカでの潮津波サーフィンは、自然現象が一致する稀な機会にのみ体験できる、穏やかなニルバーナなのだ。

[潮津波は、河口が広い三角江において、河口に入る潮波が垂直壁となって河を逆流する現象。垂直壁となる逆流を乗り切るスリルから、サーファーには人気があるものの、一般的には危険は大きい。
なお、大きな被害をもたらす洪水の原因となる津波(tidal wave)は地震によって起こる]

http://www.youtube.com/watch?v=FPdq-QAB-cU

http://wiredvision.jp/news/201101/2011011920.html