二重価格ロールケーキ問題に消費者庁が見解

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1 きょろたん(静岡県)
二重価格ロールケーキに新事実!消費者庁の見解は(抜萃)

ネットの食品販売でも嘘の表示は問題だ。ニュースウォッチで扱っていた兵庫県神戸市の業者
「神戸・香記」が販売するロールケーキの二重価格疑惑について、新しい事実が判明した。

この製品は、「神戸・香記」が製造したものではない。掲載されている画像をよく見ると、ロールケーキに
「Zeppin」と書かれている。この名称で調べると、製造元は、大阪府吹田市の「シンセイフーズ」という業者。
神戸・香記は、この業者の製品を仕入れて販売していたというわけだ。

シンセイフーズでは、「Zeppin」ブランドを開発し、数々の製品を手がけてきた。その一つが、「Maboroshi」
と名付けられた冷凍ロールケーキである。この業者が運営する販売サイト「Uマート」をはじめ、他の地域
の業者でも、同じ製品が売られている。その中には、神戸・香記と同様、著名人絶賛といった宣伝文句が
並んでいるものもある。

当サイトの取材に対し、神戸・香記は、不正行為に該当することは一切ないと述べた。
2011年1月7日の時点での取材で追及したのは、3つのポイントだった。
・通常価格の表記が販売サイトによって異なる ・商品名がサイトごとに異なる ・外見、大きさ、原材料は一致

これに対する店側の回答は、3点だ。
・送料の有無で通常価格の設定も変わる ・それぞれのサイトで売られている商品は異なる
・神戸市の実店舗での通常価格については、回答なし

価格や表示は一見、些細な問題だ。しかし、グルーポンのおせち問題に消費者庁が動いたことからも分かる
ように、景品表示法に関わる重大な事柄である。消費者が泣き寝入りするという状況は、決して見過ごされ
てはならない。そこで、1月12日、この件について消費者庁の表示対策課に話を聞いた。
http://www.tanteifile.com/diary/2011/01/16_01/index.html