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フジ丸(catv?):
おバカじゃないってば!
01月14日 10:01 提供:ゲンダイネット
●遊助(歌手)
「これじゃホントにおバカになっちゃう」――本人は冷や冷やではないか。先日、第61回NHK紅白歌合戦の歌手別視聴率が発表された。
それによると、最高はSMAPが48.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で大トリの貫禄を見せた。
一方、第1部の若手アーティストたちは相次いで苦戦。“失恋ソングの新女王”ともいわれる西野カナが36.0%、デビュー2年目にして武道館を2日間満員にしたflumpoolは34.1%。では、最低視聴率は誰だったのか。
それが今回の“主役”遊助である。数字は32.8%だった。敗因はなにか。
おばかキャラブームに乗って、「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)で同時期に出演していた、つるの剛士、野久保直樹とともに07年8月、「羞恥心」を結成。
08年4月に歌手デビューを果たした。歌った曲がこの年の忘年会ソングになるなど人気を博し、紅白にも出場。ブログ「神児遊助」が毎日300万件ものアクセス数を記録、人気ランキングでも1位を独走してきた。
09年1月に羞恥心の音楽活動が停止となったため、ソロデビュー。同年も紅白に出場、前年に続いて2度目の出場だ。敗因は遊助自身の問題より、迷走した紅白の選出にある、という芸能関係者もいる。
NHKはなぜ遊助の出場を決めたのか。
「遊助の音楽は、これまでのJ―POPにはない独特の世界観がある。そこが評価されたのだと思います。視聴率最下位は遊助が悪いのではなく、NHKにある」と芸能ジャーナリストの渡辺裕二氏がばっさり。
「前半は演歌の中村美律子に若手のflumpool、そして平原綾香に遊助ときた。中村美律子で前半の視聴率が下がり、そのまま下がり続けた。
また、遊助の“対戦相手”となった平原とでは、曲の傾向がまったく異なるなど、NHKの放送作家のセンスがなさすぎます」