落合「ねだるな勝ち取れさすれば与えられん」→2013年WBC監督へ
ノムさんとオレ竜が第3回WBCに向け、再び共闘する!?
中日・落合博満監督(57)と、元南海投手で2005年に亡くなった皆川睦雄氏が13日に野球殿堂入りを果たし、
都内の野球体育博物館で行われた発表に楽天・野村克也名誉監督(75)がゲストとして出席した。
皆川氏と同学年でプロ入りも同期のノムさんは「意外に知られてないが、カットボールを最初に投げた先駆者が皆川だった。
自分があるのはノムやんのおかげと言われたことが、一番うれしかった」と感激の面持ち。
また落合監督には「いつも(自分のことを)感心していたと言うから、『オマエはたいしたもんだ。三冠王3回も取るなんて考えられないよ』と話していたんだ」とたたえた。
殿堂入り発表終了後、ノムさんは控室で落合監督と30分以上も談笑。
帰り際に博物館内のWBCコーナーを通ると、「落合が『次のWBCでは監督をやってくださいよ』と言っとったな。再来年にあるんやろ?」と控室での話の中身を明かした。
2人は09年第2回WBCを前に監督選びが難航した際、落合監督が「現役(当時)なら、一番野球を知っているノムさんしかいない」と言えば、
ノムさんも「落合がやればいい」とお互いを推薦し合った間柄。
第3回WBCが開催される13年にノムさんは77歳になるが、2日前には沖縄で講演を行い、24日に再び沖縄に行くなどスタミナは底なし。
ましてや短期戦のWBCなら、体調面は全く問題ない。
落合監督はスピーチで「いろんな方の協力、アドバイス、ご指導があって、今日がある。
ここにいらっしゃる、私にとってはまだ野村克也さんというより野村監督、(ゲストの)杉下茂さんら球界のOBの方々にお礼を言いたい」と、わざわざ名前を挙げた。
これは“まだ野村監督は終わっていない”という落合監督なりの訴えだったのかもしれない。
第2回WBCでは中日から選手を派遣せず、一部から批判された落合監督だが、「野村監督」なら喜んで派遣するだろう。
別れる際にノムさんは「キャンプは沖縄か? 頑張れよ」とエール。果たして13年に落合監督の願いはかなうのだろうか。
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