足でコリコリ

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1 マストくん(神奈川県)
夢はB−1出場、「足柄牛のコリコリ焼き」の人気じわり/開成

開成町飲食店組合が新メニュー「足柄牛のコリコリ焼き」の普及に取り組んでいる。
腹部の「トモバラ」と呼ばれる歯応えのある肉100+ 件を網や鉄板で焼く。組合加盟67店舗のうち15店舗がメニューに
採用するなど人気はじわりじわりと広がる。開発した神田富男組合長(62)は「将来的にはB―1グランプリに出場したい」と意気込んでいる。

 コリコリ焼きは3年ほど前から神田さんの居酒屋「かっぱ」で提供してきた。名前の由来は食感がコリコリしているため。
神田さんはピリ辛味の韓国風タレとからめて網で焼いている。ご飯に載せた裏メニュー「コリコリ丼」も好評という。みそだれなどを使う店もあるという。

 神田さんは組合長に就任したことを機に組合でも普及を図ることにした。トモバラを「コリコリ肉100+ 件」と命名し、
創作料理のコンクールを実施した。昨年10月に小田原で開かれた「全国丼サミット」にも参加。2日間で予想を大きく
上回る約1800人分(180キロ)を売った。同時に販売した足柄牛の串焼きは3300本も出た。

 南足柄市と足柄上郡には同じ足柄牛を使った足柄まさカリーがある。神田さんは「野球に例えればあちらは1軍で、
こちらはまだ2軍」と謙遜する。だが、「まずは開成町の飲食店すべてでコリコリ焼きが出るようにしたい。その上で、
近隣の市町にも広げたい。ゆくゆくはB―1に出場し、優勝を目指す」と静かに闘志を燃やしている。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1101120026/