「百貨店を名乗った」=夫、ドア開けた理由説明―高齢夫婦殺傷・警視庁
時事通信 1月12日(水)4時25分配信
東京都目黒区の民家で、無職大原道夫さん(87)夫婦が男に刃物で襲われ、大原さんが死亡し、妻瑠璃子さん(81)が軽傷を負った事件で、
大原さんが「男が百貨店を名乗ったので、ドアを開けた」と話していたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
男は狭い路地を逃走しており、警視庁目黒署捜査本部は男が計画的に大原さんを襲い、土地勘もあったとみて調べている。
捜査関係者によると、大原さんは10日午後4時40分ごろ、玄関近くの居間にいた際、インターホンが鳴ったため、玄関ドアを開け、男に襲われた。
果物ナイフのような刃物で右脇腹などを刺され、病院で死亡した。
大原さんは救急搬送前、瑠璃子さんに「男が大手百貨店を名乗ったので、玄関ドアを開けた」と伝えた。
助けに駆け付けた男性らには、瑠璃子さんが「宅配便と思った」と説明したという。
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