スレタイ:若者の"新成人の暴走"離れが深刻化。 今の若者は安全で確実な道を歩みたい気持ちが強いのか
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110109-OYT1T00643.htm 新成人へ 世界に大きくはばたこう
今日は成人の日。1990年生まれの新成人124万人が、新たな門出を迎える。
大人としての自覚と責任を胸に、確かな一歩を踏み出してほしい。
とはいえ、景気低迷による超氷河期の就職難で、将来に不安を抱いている人も多いことだろう。
年金や医療への財政負担が増え国の借金はかさむ一方だ。そのツケは、今の若い世代に回る。
経済力の面でも、中国や韓国の攻勢に押されて、世界における日本の存在感は低下しつつある。
豊かな未来を切り開いて行くためには、グローバル化が進む世界の活力を日本に取り入れることが欠かせない。
気がかりなのは、今の若者の間に「内向き志向」が強まっていることだ。
2008年の日本人留学生の数は約6万7000人で、ピーク時の04年の8割に減っている。
特に米国留学の減少が目立ち、その数は、中国やインド、韓国などからの留学生に引き離されている。
今の若者は、バブル崩壊後の90年代に育ち、時代の閉塞感を敏感に受け止めてきた世代でもある。
安全で確実な道を歩みたい気持ちが強いのかもしれない。